小学6年
1990年(平成2年)の春、横浜から北海道札幌市の小学校に転校しました。 小学校4校目です。 この転校回数の多さは発達障害由来の困り感を更に加速させた可能性もありそうです。
今回の小学校は若い女性教諭が担任のクラスになりました。 諸事情から男女比が1:2と言う実にアンバランスな構成で、男子は比較的大人しめな児童中心でしたが女子はその逆でした。 この構成が後々様々な問題の火種となったようですが、ここでは深入りはしません。 男子は少数派だった事もあり、全体的には割と仲は良好でした。
この小学校はあまり勉強に熱心ではない地域柄の校区の為、学業に関しては特に困る事はありませんでした。 前の小学校が妙にハイレベルだった事もあり拍子抜けした部分もあります。 男子内の人間関係は割と良い部類ではありましたが、放課後は横浜時代ほどは周囲と交流せず、自宅で漫画やゲーム、プラモデルなどで遊んでいたように思います。
また前の小学校とも校風がだいぶ変わりました。 ある意味では横浜より都会的?な雰囲気もありました。 問題点が無かった訳ではありませんが、小学校最後の1年間はまあまあ無難に過ごせていたと思います(後にそれが錯覚だった事も判明……)。 もっとも中学以降は学校と言う場所とはとにかく相性が悪い生徒と化したので、尚更そう思えるのかもしれません。
小6の時は、いよいよ中学校進学が近付いてきた事を折に触れ意識する機会が多かったように思います。 周囲も少しずついかにも小学生と言った雰囲気が無くなりつつありました。 またASDと言う事で相当鈍感な事が幸いした部分もありますが、空気が読めないと言う性質を逆手に取られて妙なトラブル?に巻き込まれるリスクがあると言う事を実感する場面もありました。
そして3月、各地を転々としながら過ごした小学校生活も終わりとなり、何とか卒業しました。 小学校卒業から中学校入学の間の春休みには学習塾の春期講習に参加しました。 他校生も混じっていた春期講習……いよいよ小学校生活も終わり中学生になるのだと実感するような1コマもありました。 色々と大人の世界に一歩近付いている事を実感しました。
あまり個別のイベントや論点に深入りすると一向に書き進まない可能性があるので、とりあえず通史的な部分をざっと書いてしまおうと予定中です。 色々エピソードがある所もあるのですが、機会があれば後日別個に書くかもしれませんし、あまり不用意にインターネット上に余計な事を書き過ぎない方が良いと判断する場合もあります。 noteに関しては準オフィシャルみたいな雰囲気で行く予定なので、やや辛口な内容などはTwitterの方を使うかもしれません。
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