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息子の成人を目前にして思い出す、真夜中の授乳

みなさん、こんにちは。

息子がもうすぐ20歳になります。成人です。長かったような、あっという間だったような、そんな感じです。

息子は、3704gと比較的大きめに産まれたため、初めて抱っこした時も、ズシっとその重さを感じたこと、そして、この子を育てていかないといけないという責任の重さを感じたものでした。

初めてのおむつ変え、初めての沐浴、初めての着替え、いろんな初めてを体験しました。その中で、1番辛かったのは、真夜中の授乳だったと思います。

夜中、お腹を空かせて泣く息子。息子が泣いていても、全く起きる様子のない元妻。僕は、そっと息子を抱っこし、静かに台所に行き、ミルクを作り、飲ませ、ゲップをさせて、寝かしつけ、ベッドに戻る。このルーチンを1時間半ごとに繰り返していました。

当然、翌朝からは普通に仕事です。

まあ、当時はまだ若く、体力もあったから、できたことでしょうね。元妻は、息子が泣いてる横で、いびきをかいて寝てました(笑)その当時は、よくこれだけ、横で泣かれて起きないなと、呆れるような、感心するような気持ちでした。

気づいた時は、添い乳で寝たまま授乳していました。

僕は、20代の頃、睡眠障害で、いつも眠れない、または、眠りが浅く、少しの物音でも目を覚ましてしまっていたので、息子が泣き始めるとすぐ気づいていました。そんな睡眠障害の人間でも、1時間半おきに起きて授乳するというのは、大変なことでした。

世の中のお母さんたちは、こんな大変なことをしているんだなぁ、そりゃ、昼寝もするよなぁ、と思うし、頭が下がる気持ちでいっぱいです。

新米お父さん。例え、母乳で育てていたとしても、一晩、奥さんと一緒に、真夜中の授乳に付き合ってみてください。それが、どれだけ大変なことか、少しはわかるようになると思います。しかも、これが毎日のことなんです。

このことを知っていることで、奥さんに対する感謝の気持ちが、少しは芽生えるのではと思います。

先輩パパの昔話でした。

それでは、また。


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