学校では教えてくれない!何のために受験勉強するのか!!
みなさん、こんにちは。
最近、知り合いの方から、高校生の子どもの、今後の進路について、話を聞かされた時に、僕自身の経験を話したので、今日は、そのことを記事にしたいと思います。
「僕は、子どもが中学生になったときに、高校受験の話をしました。
『中学校までは、義務教育だけど、高校はそうではないよ。学校の勉強がイヤなら、高校にはいかなくてもいいんだよ。
もし、高校に行くつもりがあるのなら、中1の今から、しっかり勉強しなさい。
中3になってから慌てて、受験勉強だけしても、難しいよ。
そして、高校受験というのは、実は、大学へ行くか、行かないかを選ぶ受験でもあるよ。
進学校の高校に入れば、ほとんど、みんなが大学入学を目指しているし、先生もそのつもりで、教えてくれる。
でも、ウチから通える、商業高校や工業高校に行って、大学に進学することは、かなり難しいと思っていた方がいいよ。それらの高校は、むしろ、高校卒業後、就職するのに有利な学校だからね。高校の間に資格を取ったり、企業とのつながりがあって、就職を推薦してくれたりが、得意なんだよ。だから、高校卒業後、就職するつもりなら、そういった高校に行った方がいいよ。
このことを、よく、頭に入れて、自分が将来、何をしたいのか、何だったら楽しく頑張れるのか考えてごらん』
こんなことを、中学校に入学したばかりの子どもに、言っていました。」
そのことを知り合いに話すと、びっくりしていました。
『言われれば、確かにその通りだけど、こんなこと意識したことなかった』
そう、言っていました。なので、知り合いには、次のことも伝えました。
「これらのことは、学校では教えてくれません。中学校の先生は、みんなが高校に、当たり前に行くものだと思っているし、中3になってからしか、進路相談はありません。
中学の進路相談において、将来、何をしたいかなんて、聞かれることは、まずないでしょう。先生から言われることは、
『この成績だったら、A高校なら大丈夫かな。B高校を受験したいなら、もうちょっと、勉強しないといけないな』
ということだけです。
これが、高校になっても、基本的には同じです。高2年から、理系文系でクラスが分かれるから、と、高1で、どちらを希望するかアンケートなどを書かされます。
そんなことをアンケートとるのではなくて、将来、何がしたいのか、または、大学で、なんの勉強をしたいのかによって、行くべき、学科が決まります。学科が決まれば、理系文系も決まります。また、概ね学部も決まります。最後に、志望学科のある大学を調べ、行きたい大学をピックアップすればいいのです。
本来、このような順番で、進路を検討するはずなのに、高校でも、数学や理科が得意だから、理系とか、国語や社会が得意だから文系とか、意味のわからない決め方をする子どもがいます。そして、それを先生たちが見過ごしていたりするのです。
これは、大変、危険です。
もっと、子どもの頃から、自分がどうしたいのか、真剣に考える習慣を身につけるようにしないといけないではないかと、僕は思って、子育てをしてきました。
しかし、やはり、僕の子どもも、受験の直前になるまで、真剣に考えている様子ではありませんでした。でも、このような話を、子どもにあらかじめしておいたことは、よかったと思っています。伝えていなかった方が、僕自身が後悔すると思うからです。」
このような、僕の経験談を、話させてもらったのですが、知り合いは、話が聞けてよかった、子どもともっと話をしてみると言っていました。
これから、まさに、受験シーズン本番ですが、本番を迎える前に、しっかりと親子で、子どもの将来について、話をしてみてほしいと思います。
それでは、また。
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