コロナの自粛中に青のフラッグ最終話が更新されてしまった
ついにこの日が来てしまった……………
3年前から、第一話から、ずっとずっと追い続けてきた、ジャンプ+屈指の青春純愛漫画
青のフラッグが、ついに最終回を迎えてしまった。
いやもうね、読んだ人ならわかるよね?前話!!!!!!!!!!!もうKAITO先生はどこまでドSなんだ、どれだけ私たちの心を締めつければ気が済むんだこの作者は!!!!!!!!
(読んでない人はここから読め、いいから何も言わずに読め、読めばわかる、全部無料で読めるから、とりあえず5話まで読め)
前話だけじゃないよ、今までの3年間幾度となく胸を締め付けられ、登場人物たちとともに苦しい思いをさせられ、それはそれは辛い思いを読者にさせてきたんですよこのKAITO先生は…
それがさあ、、、、、、、、、、、、
最後の…黒髪のあいつの幸せそうな笑顔を見て、
オラァ…オラァ…涙がとまらなかった…。(今も実は泣いている)
もう今までの苦しみ、辛さ、悲しさ、悔しさ、全てがアイツの笑顔で浄化され、昇華された…。
ほんとにね、無言の表現、メッセージが巧みすぎるんだ、この作者は…。
何が辛いって、言葉にできないことを、言葉じゃないこと(表情とか演出とかね)で伝えてくるので、
それを受け取る私たちも言葉になかなかできないから、他の人に共有するのがスッゲーーーー難しいんだわ、
そんなもどかしさもこの作品の魅力の一つではあるんだけど…
「とりあえず読め」
しか言えない自分の語彙のなさ、宣伝の下手さをこの3年間570431873113818873727940回は呪った。
なので、この作品全体を通しての感想は、言葉なんかじゃ、全然足りないし、何を言っても陳腐に聞こえる気がするし、真実の言葉になってるかわからないんだが、勢いに任せてバババババっと文字を打つことにした。
これをきっかけに全国の青のフラッグ病(症状・青のフラッグを摂取することにより、動悸、過呼吸などを起こす)の人たちと、この感情をシェアしたいのである。
私が一番、思ったこと。
この話は、「選択」の物語、だったんだな、ってこと。
中高時代、所謂「青春時代」と呼ばれる時って、すごくすごく悩むじゃないですか
何を選択すればいいのか
何を基準に選べばいいのか
何が正解の選択肢なのか
どうやって選択すればいいのか
分からなくて分からなくて、
何が分からないのかすら、分からなくて、
名前もつけられない苦しさが、胸いっぱいに溜まって、グルグルしてるのが、青春だな、ってわたしは思う
「私たちにできることは、自分にとっての最善の選択をし続けることだけ」
という台詞があったけど、
これがこの作品を貫く、1番のメッセージだったんじゃないかなって思う
誰かの最善ではなく、
世界中にたった一人の、自分にとっての最善を選ぶこと
友達だとか、恋人だとか、男だとか、女だとか、レズだとか、ゲイだとか、バイだとか、
そんなの、どーーーーーーだっていいんですよ
関係ないの、カテゴライズに意味はない
太一やトーマ も、別にゲイになった!とかそういう次元の話しじゃないのよ
彼らは、これでも、これからも、
自分にとって一番大切なものを選び続けてきて、
そうしたら、たまたま今の形になっただけなんだよ
だからもうさあ、恋とか愛とかどぉーっでもよくない?
そんな、誰かを満足させるためだけの口約束みたいなの、マジうんざりじゃね?
そろそろもういいんじゃないですか?
このコロナ自粛タイムに、この話の最終話が更新されたのはただの偶然じゃないと思うんだよ
私たちはいま、選択に迫られてるんじゃないですか?
神様からなのか、宇宙からなのか、何か大きな存在から問われているんじゃないですか?
自分にとって、本当に、本当に大切なことってなに?
なくしたくないものはなに?
これからやってみたいことは?
好きなことはなに?
ずっと、ずっと、一緒にいたい人は誰?
まあこれを書いてるわたしも全然わかってないんですけどね!!!!!ハハハハ!!!
さっき犬の散歩中にフッと考えたのよね〜
もし、わたしコロナに感染してて、
あと一ヶ月くらいで死ぬとしたら何がしたいかなあって
そしたらさ………
びっくりすることにね…………
なんっっっっっっっっにも思い浮かばなかったの…
嘘じゃん?嘘だと思うじゃん?ほんとなんだよ、まじでなにも思い浮かばなかったの
「5億円くらい使って世界一周旅行」
「東京ドームでワンマンコンサート」
「ミシュラン3つ星で食事」
「イケメン✖️500のハーレム」
とか色々考えたんだけどさ、どれもピンとこなかったんだよね…。
嘘だろ?お前明日死ぬかもって言われてもイケメンハーレム実現しねえの?マジかよなんでなんで???ってグルグル考えたんだけど、
ちょっとだけ、分かったことがある
少なくとも、「いま」のわたしにとって、一番大切なことって
周りにいる大好きな人たちと他愛もないお喋りをしたり、くだらないことで笑いあったり、何か、嬉しいことを一緒に共有したり、そういうことなのかもしれない、って思った
だって、もしいまコロナ陽性でました⭐︎ってなったら
わたし友達に片っ端から連絡して、LINEで他愛もないお喋りしまくると思うんだよね
今まで自分にとって一番大切なものって、音楽と酒と香水⭐︎それ以外はなにもいらない⭐︎と思ってたけどさあ、
死ぬ間際になったらまじ酒も香水もどうでもよくね?あ、宇多田ヒカルだけは聴いてから死にたい…それは死んでからも聴きたいな…。
でも、、、音楽を1曲聴く時間があったら、やっぱり誰かと喋りたいなあ
いやーまさかね、流石に死ぬ間際になったらもっと大きい願いとか心の奥底で本当に思ってること…みたいな大袈裟なもんが出てくるかなと思ったら、こんな素朴なことだったとはな(笑)
でもどんなにちっぽけなことでも、それがわたしにとっての最善なんだよなあ
最近こんな言葉を耳にしたんですよ
将来のことは、「何をしたいか」よりも「自分がどうありたいか、どう生きていきたいか」で選びなさいって
ハァーなるほどなあ、
自分、何かをしたいって特にないんだなあ…って気付かされたよ…。
わたしは、自分が大好きだなあって思える人と、笑い合える日々が続けば、それで十分なんだなあ
そんな人生を歩んでいけるように、
まずは目の前の小さなことから、
丁寧に、丁寧に、選んで、
自分なりのペースで歩いていこうかな
そんなことを思いました。
すげえ長くなったし、散歩中に頭に浮かんだこととりあえず文に残そうと思ってババーっと書いただけなので、絶対まとまってないんだけど、
最後にこの言葉でシメます。
トマタイ尊い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
以上です。
ここまてわお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
追伸
KAITO先生、素敵すぎる作品をありがとうございました。ひたすらに純粋で愛おしい彼らが、きっとまだどこかで生きていて、これからもずっと幸せな笑顔でいることを心から祈っています…。