映画 皮膚を売った男
貧困にあえぐシリアの難民サム、裕福なアーティスト・ジェフリー。
偶然出会った二人、芸術家は男の背中に羽を与える。
芸術品になった男は高級ホテルで暮らし、ルームサービスを頼み、会えなかった恋人に会い、大金を手に入れる。
男がたどり着いた本当の幸せ、自由とは?
第93回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート作品。
監督、脚本はカウテール・ベン・ハニア(世界が注目するチュニジア出身の女性監督)
シリアの首都ラッカ。
愛する者への情熱的なプロポーズ、それが数奇な運命の始まりだった。
“もしも生身の人間が芸術作品となり、売買の対象になったら”
インスピレーションを得たのはヴィム・デルボア(ベルギーの現代アーティスト、本作にカメオ出演している)のTIM。
ティム・シュタイナー氏の背中に彫られた実在するアートは世界中で物議を醸した。
自由、後悔、そして希望。
男の背中と“生きざま”に世界中が息をのむ。