バロックから古典派へ/アルゲリッチのピアノ
もうすぐ夏至。晴れた日は19時近くなっても、まだ明るいですね。夕暮れの空気は、水色とピンクが混ざったような色をして、辺りを柔らかく包んでいるようでした。
この頃好きな音楽の年代が、18世紀前半(バロック)から18世紀後半(古典派)へ、微妙にシフトしつつあります。いや、もう少し正確にいうとバロックは変わらず好きで、そこからさらに興味の幅が広がって、古典派もだんだん「いいなあ」と思えるようになってきました。そのきっかけとなったのが、5月に聴いたバンジャマン・アラールのチェン