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3月も今日でおしまいです。 今月は急に時間ができたので、毎日投稿にチャレンジしました。 その中で、日記とはちがう「好きなこと」についてまとめた記事を書けたことが、とても嬉しかったです。 ・サティ:舞踊への小序曲 ・ラヴェル:前奏曲 ・プーランク:「シャンパーニュのブランル」と「フランセーズ」 と同時に「この記事は、できることならもっといろんな人に、読んでもらいたいなあ」とも思いました。 自分の書いたものに対して、そんなふうに感じたのは、初めてです。 私は
♪気に入ったピアノの小品を紹介します。演奏も録ってみたので、よかったら聴いてください。(今回は2曲あります。) 19世紀後半〜20世紀前半の、フランスの様々な作曲家について紹介されている本を読んだときに、特に興味をもったのがフランシス・プーランク(1899-1963)。彼のピアノ作品をひととおり聞いてみて、印象深かったのが「フランス組曲」です。全部で7曲あるうちの5曲目「シャンパーニュのブランル」が特に好きになりました。 この曲の旋律(メロディー)はプーランクのオリジ
♪お気に入りのピアノの小品を紹介します。演奏も録ってみたので、よかったら聴いてください。 モーリス・ラヴェル(1875-1937)のピアノ曲で有名なものは「水の戯れ」や「亡き王女のためのパヴァーヌ」でしょうか。硬質で透き通ったクリスタルのような和音の響きや、高貴で上品な旋律にはとても憧れます。ただ、ラヴェルの曲、とても難しくて、弾けないんですよね。複雑な和音と、ちりばめられた大量の音符を読む根気が続かない… そんな私でも、最初から最後まで弾ける曲が1曲だけあります。それが
♪気に入ったピアノの小品を紹介します。演奏も録ってみたので、よかったら聴いてください。 この曲は、楽譜をパラパラめくっていたら偶然目に止まりました。何度か聞いたらすぐに口ずさめそうな、親しみやすいメロディーに惹かれました。左手の伴奏は常に響きが移ろい、不規則に揺れる感じがそよ風みたいで心地よいです。 フランスの作曲家、エリック・サティが1899年(33歳)ごろに作曲したと言われています。死後、曲のスケッチを弟子のロベール・キャビーが発見したそうです。楽譜の出版にあたって、