【東舞鶴駅】中編:赤れんがパークと海軍記念館をめぐる旅
海軍記念館に到着した我々は、入館所を手に門扉を通りぬけ、坂道を上り運動場のようなきれいに整備された芝生の広場に出ました。
使用済みの大砲の弾でしょうか?綺麗に並べられています。
記念館を入るとすぐに元大日本帝国海軍大将である東郷平八郎の彫像が日本海軍旗の前に鎮座しています。
一緒に回っていた自衛官と岐阜大学の学生さんたちの説明を聞いていると、この彫像は一度は捨てられて海岸に打ち上げられていたものを拾い上げてもってきたそうです。
入口の彫像を正面にして、展示室1⇒大講堂⇒展示室2と順番に回ります。
まずは第一展示室へと入ります。
貴重な品々が展示されています。
所得税台帳によると、東郷平八郎氏は年収5000万円程あったとのことです。
日露戦争でロシア帝国海軍のバルチック艦隊を撃破した軍艦三笠の東郷平八郎氏の絵画です。
左のAが最初に書かれたものですが焼失してしまい、再び書かれたものが右のBの絵画だそうです。
この大講堂に昭和天皇もいらっしゃったそうです。
昭和天皇の記念メダルがありました。
当時の軍艦である長門の模型が飾っています。
この鐘は鳴らしてはいけません。
赤れんがパークへ戻る
海軍記念館を十分に堪能しましたので、舞鶴赤れんがパークへ戻ります。
軍艦を横手に見ながらひたすら歩きます。
かなりの暑さでしたので往復するだけで二人ともバテてしまいました。
黒豆アイスと赤れんがサイダーの柚子味をいただきました。
舞鶴で様々な映画やドラマが撮影されたそうです。
もう少し涼しくなったら、ロケ地MAPを見て聖地巡りをするのも良さそうです。
まだ赤れんが博物館と軍港の遊覧船めぐり、引き上げ記念館に行く予定なのですが。
若干疲労が蓄積してきたので今日はお宿に向かう事にしました。
ホテルアマービレ舞鶴
楽天トラベルで大浴場あり、朝夕食付で安い順に並べて一番お得だったお宿である「アマービレ舞鶴」です。
何と言っても、このお宿の売りは「海軍割烹術参考書」を当時のまま再現した洋食レストランである松栄館と館内で繋がっているので夕食をそのまま食べに行くことができます。
ライトアップされたお庭が綺麗ですね。
「日本の20世紀遺産20選」の舞鶴の町並みの一部とも言える館内を探索できます。
大変に趣があります。
百田尚樹氏の「海賊と呼ばれた男」のロケ地でも使用されたそうです。
これは出光興産創業者である出光佐三のお話なのですが、小説はものすごく面白かったのですが、残念ながら映画では内容が圧縮されすぎて面白さが半減していたように思います。
料理長のおすすめコースにしました
宿泊者はワンドリンク無料との事だったので、私はコカ・コーラ、奥さんはノンアルコールビールを頼みました。
前菜と冷製スープ
麦ごはん、あんこうのから揚げ、初めて食べましたが美味です。
コカ・コーラとも合います。
デザートはいちじくのコンポートです。
コンポートはフランス語で「果物の砂糖煮」という意味だそうです。
これも初めて食べましたがめちゃくちゃ美味しいです。
もっと食べたかったです。
最高の夕食でした、もう少しだけ続きます。
つづく