師匠が本を貸してくださった・他
通訳の師匠が2週間ほどご多忙ということで、私が生徒として習っている方のレッスンがお休みになりました。それで、「その間しっかり勉強してね♪」ということで、先生がお持ちのロシア語の絶版の資料を週末に宅急便で送ってくださいました。
通訳として30年の経験があられる師匠が昔勉強にお使いになられた資料。図書館などでもなかなか入手できない貴重な名著です。書き込みや、下線、勉強された形跡がたくさんあって、こんなに貴重な資料を私のことを信用して貸してくださったなんてとても嬉しいです。借りパクしないように(!)7月中にはご返送したいと思います。
さて週末はもう一つ。早稲田大学のロシア文学会がオンラインで開催され、一般参加可ということで参加させていただきました。(2021/6/19終了)
きっかけはサンクトペテルブルグ在住時代からの友人・若きロシア文学/ドストエフスキー研究者である齋須直人君がドストエフスキー関係の報告をされるということ。またあの「カラマーゾフの兄弟」という大作を翻訳された杉里直人先生のお話を伺ってみたいということ。
というわけでオンラインで聴講していたのですが、ミール・ロシア語研究所の大先輩である貝澤哉先生(早稲田大学)が開会のあいさつをされておられました。
貝澤先生はミールの生徒として通われたその後、ミールの講師を勤められ、また「まいにちロシア語」(NHKラジオ)や「テレビでロシア語」も以前ご担当されました。特に貝澤先生のラジオ講座は私がOLだったころからずっとずっと聞いていて、私はその発音の美しさに感激していました。
現在私が行っている「ミールロシア語研究所形式のロシア語のオンラインレッスン」について貝澤先生にも先日メールで報告させていただいたのですが、まだ直接お話ししたことがなく。貝澤先生のお姿を久しぶりに(オンラインとはいえ)生で拝見できて、とても刺激になりました。
というわけで師匠が貸してくださった資料、がんばって読もうと思います。