どれだけドローしても一日に使えるのは24コストまで

カードゲーム的に考えると、「ドロー=手札が増える=選択肢が増える」ということになる
つまりここでは「人生の選択肢を増やすこと」を”ドロー”と定義している

そしてカードゲームには基本的にコストの概念がある
一日の時間をコストに置き換えて考えてみると、分かりやすく一時間を1コストとして24コストと考えることができる

人間どんな行動を取るにしても”時間”というコストを支払うことは変わりない
つまり一日24コストをどう使うかは自由だけれど、それ以上の行動はすることができない

対して、ドローする枚数に制限はない
ドローソースさえあれば基本的にいくらでも手札を増やすことは可能だ
しかし、どれだけ手札を増やしたところで一日に使えるカードには制限がある

現実世界におけるドローソースとは”お金”のことだと考える
端的に言えば、お金があればたくさんドローすることができる(=選択肢が増える)
だからこそ、皆必死になってお金を稼ごうとする

しかし、頑張ってドローしたはいいものの結局使いきれずに手札に抱えて腐らせてしまうことはないだろうか
例えば自分の場合は、現時点で「睡眠、食事、仕事、ゲーム、アニメ、運動、読書、勉強」でほとんど24コストを全て使い切っている状況だ
そこに新たに「旅行、飲み会、音楽、副業…etc」といったカードを追加しようとしてももはやコストに余裕がない

ましてや「結婚」などは相当なコストを要求される
一日に使えるコストは半分以下になるかもしれない

カードゲーム的に考えると、結局使えるコストに限りがあるなら必要以上に手札を増やす意義は薄い
さらに言えば、ドローするためにも「仕事」でコストを使うことになるから使えるコストはさらに少なくなる可能性がある

つまるところ何が言いたいかというと、自分にとって必要十分な手札が揃ったのならこれ以上ドローする必要はないよという話
これ以上引いたところでどうせ使いきれないのだから

それよりも「今の手札で24コストをどう上手く使っていくか」を考えたほうがいい
体やメンタルの調子が悪かったら、そもそも24コストを全て効率的に使うことはできない
「休養」とか「悩む」といった余計な部分にコストが使われてしまう
それは非常にもったいない
だからこそ余計なストレスを感じないような生活をすることがとても大事である

ある程度十分な手札が揃ったら、次はそれらのカードを使う以外のコストをどれだけ削減して、使いたいカードを多く出せるかがポイントだ

今は基本的に、睡眠に6コスト、仕事に8コスト、その他生活のための行動に2コストくらいが固定で使われているから、自由に使えるコストは残り8コストくらい
よってこの8コストを上手く使っていくことが求められる

また、仕事の8コストも上手くやればさらに少なくすることもできるかもしれない
同じ仕事を半分の時間でこなすことができれば4コストまで軽減することができる

自由なコストを使ってお金を稼ぐのも自由だが、結局そうやってドローしたカードをいつ使うのかという話になる
もちろん人それぞれ考え方は違うし、この考え方はおそらく少数派だろう

しかし、少なくとも今の自分にとってはこの考え方が一番しっくりくる
カードゲームにおいて、毎ターンきっちりとコストを使い切るのは基本である
現実世界においても”コストの無駄遣い”をしないように意識して行動していきたい

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