見出し画像

日本人宇宙飛行記念日

BLUECENTURYです。

日本人宇宙飛行記念日は1990年12月2日に日本人初の宇宙飛行士、秋山豊寛氏が宇宙へ飛び立ったことを記念する日です。
秋山氏はTBSの記者としてソ連の宇宙船「ソユーズTM-11」に搭乗し、宇宙ステーション「ミール」に滞在しました。
この飛行はジャーナリストとしての視点で宇宙から地球を伝えるという新しい試みとして注目を集めました。
秋山氏の宇宙飛行は日本人が宇宙へ進出する重要な第一歩となり、その後の日本の宇宙開発や宇宙探査に大きな影響を与えました。

またこの記念日は日本が国際宇宙ステーション(ISS)や探査機プロジェクトなど、世界と協力しながら宇宙科学を進展させる基盤を築くきっかけともなりました。
秋山氏に続き毛利衛氏や野口聡一氏など多くの日本人宇宙飛行士が宇宙へと旅立ち、それぞれの分野で活躍しています。

なぜこんな話をしたかと申しますと神奈川県相模原市ではJAXA(宇宙航空研究開発機構)がございます。
以前キャンパスのお話も少しさせて頂きましたね。
そんなJAXA監修の国際宇宙ステーション(ISS)内部環境シミュレーター『ISS Simulator』がSteam向けに無料配信中されております。

本作はJAXAの協力を受けISS船内をデジタル上に再現。
地上から約400km上空の宇宙空間にいまも存在するISS内部の機材などの細かなディテールまで忠実に再現されています。
(これがここまで写していいのってくらい精密ですごい)
各国から計画に参加した宇宙飛行士が貼っていったであろうステッカーなども再現されておりいるのもポイント。
壁にはコードや計器などが大量にあり現実と差がないぐらいです。

またISS Simulatorではロボットを操作し、ISSの内部を探索できます。
基本的に動き回れるだけではありますが、内部の微小重力環境や気流などもシミュレートされており気流の流れは可視化させたり、強めたりすることもできます。
それぞれの微小重力・気流からの影響を観察することも可能です。

全世界へ無料配布している理由については、調べたところ
『宇宙空間を世界中の人々に開放し、あらゆる産業の宇宙事業への参入を促進する』
との目的があるそうです。

ISS Simulatorは無料でダウンロード可能です。
遠い宇宙を身近に感じられるかもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!