▶︎【エッセイ】人の死について

秋田に帰って来てもう12年。
祖母、叔父、叔母、父親の従兄弟、友人の母親が亡くなった。葬儀にも何度も出た。

親族は80代、これから亡くなる事を考えると恐ろしい。

東京に住んでいた時は若かったので葬儀に出る機会もほとんどなかった。
昔上司だった人、叔母、叔父、友人の母親が亡くなったけど人の死についてあまりリアルに感じ取る事が出来なかった。

でも今は人が亡くなると言うことについてとてもリアルに感じている、理由として一番大きかったのは友人を事故で亡くしてしまったこと。
昨日まで話していた友人が世界から突然いなくなる。
これが人の死なんだと思う。

喪服は持っていないけど葬儀のための衣装として喪服は不要と思っている。喪服着ても亡くなった人は帰ってこないのだから。

ただし、数珠は購入した。数珠なんてどこで買えばいいかもわからなかったけどイオンで特設売り場があったので買い物ついでで購入。わざわざ数珠を買いに出向く行為自体が人の死に向かっていくようでそれはやりたくなかった。
たまたま催事場で買い物ついでに購入ならまだ良いかなと感じている。

100均にも数珠、黒いネクタイは売っているが100円の品を使う時が来たら後悔すると思う。

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