▶︎【エッセイ】お魚
母の実家が昔は魚屋を営んでいた。
子供の頃は食べていたと言われたが物心付く年齢になった頃から魚が食べられなくなった。
特に生の刺身は絶対食べれない幼少期だったので寿司屋に行くとかっぱ巻きか納豆巻きしか食べないので親としては喜んでいたらしい。
そんな、俺も東京で寿司屋に行ってまずは中トロに挑戦、美味しく食べれる様になった。
加えて北海道に行くことがあり小樽の寿司屋で食べたお刺身はどれも次元が違う刺身が出て来て驚いた。
今では光り物以外は残さず一人前のお寿司は食べれる様になった。
余談で大人になってもうにもいくらも食べれなかった。
これも、札幌で食べたうにいくら丼が美味しくて滞在中は毎日食べていた。またいつか北海道に行ったら食べてみたい。
魚と違うがガリも食べれなかった。貧乏性からかうにいくら丼が高いので値段に含まれていると思うとガリは残せず食べたところハマってしまった。今ではガリを食べたい為に寿司屋に行っているような状況。
北海道でも、小樽→札幌→札幌空港と食べ比べしたら海から離れる程、鮮度が違った気がした。
空港で食べるなら我慢して街まで出た方が良いと思う。
結論、年齢と環境と様々な条件はあるものの食事に関しては嗜好が大きく変わると実体験している。
海の魚が食べれないときでも川魚はどれもパクパク食べていた、イワナやニジマス、ヤマメ等。
最後に青森に行った時に驚いた事がある。
寿司屋の中トロしか食べた事がなかったのに青森では本鮪が食べられる、値段と量に騙されたと思い食べたところこれまた次元が違うマグロでした。まだまだ食べたことないものがあるから気になるものは食べてみる。
本鮪は秋田でも市場まで行けば手に入る。
お高いのでネギトロだけでもかなり美味い。