DTM106
今日はDTMerという言葉の意味合いについて考えてみたいと思います。
たぶん二つの要素から成り立っているように考えています。
一つは、これなら自分でも出来そう、楽器は弾けないけど、音楽をやってみたいと思って、こういうツールが出来たからやってみよう、と思った人。
もう一つはこのツールを活用することにより、これまでの音楽とは違った音楽が出来る、と考えてDTMを活用している人。
もちろんこの2つは完全な二律背反ではなくて、重なっている部分もあるかもしれません。
これってどっちがいい、という類のものではないと考えています。
前者のパターンは「音楽の民主化」という意味で肯定されるべきであり、後者のパターンは「音楽の革新者」という意味で肯定されるべきです。
というのは、双方とも音楽の幅を拡げているからです。
単なる便利ツールとして使っている自分より遥かに称賛されるべきでしょう。
まあ自分のような使い方をするのも当然自由ですが、やはり使い方としては消極的というか、そこで出来る「何か」を探していないんですよね。
まあだからと言って自分のスタイルを変えるつもりはありませんが。
別に肩肘張る必要もないでしょうし、音楽の内面で音楽の幅を拡げていく、そういう音楽を作りたいですね。
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