演奏が上手いということ⑬

明らかに昨日のタイトルでこの内容を書くのはおかしいので、タイトルを変えましたが、内容は昨日の続きです。

この人、日本での評価が低すぎます。

もちろん、Jimi Hendrixのことです。

いわゆる「三大ギタリスト」の言葉としてWikipediaに載ってます。

「僕とジェフ・ベックが2人がかりでいっても、ジミにはかなわないだろう」(Eric Clapton)。

「好調な時のジミを超えるギタリストなどいるはずがない。自分がギタリストであることが恥ずかしくなるよ」(Jeff Beck)

でもあまり日本では評価されない、というより知らない人が多い。

ミュージシャンですら知らない人が多い。

もちろんギタリストで知らない人は知りませんが。

でも漫画のじみへんは知っていても、Jimi Hendrixを知らなかったりする。

一定以上のミュージシャンであれば、もちろん譜面を見れば初見で弾けるのは当たり前です。

でもJimi Hendrixは楽譜が読めない。で、コードも知らない。

しかし音を聴いただけで、即座にその演奏に合わせることが出来たとMiles Davisは言っている。

まあMilesの言うことだからどこまでが事実かは分かりません。

これって極めて優れた音感を持っている、ということなんすよ。

まあこれを言った本人をあまり信用している訳ではありません。

Cyndi Lauperの「Time After Time」が後世に残る理由の一つに「自分が演奏したから」と平気で答える人ですから(笑)。

ただ、耳が言いことは間違いないでしょう。インプロヴィゼーションの能力は耳が良くない人では高くならないから。

人の音を聴いて即座に合わせられないと難しい。

ただ、それだけでは「演奏が上手い」とは言い切れない。

明日はその点について書きたいと思います。

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