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立浪さんは永遠のヒーロー

去年10月にしずかなインターネットに投稿した記事をnoteに再掲します。

現役時代はミスタードラゴンズと呼ばれた立浪監督は私にとってヒーローだった。だからこそ、三年連続最下位という結果が悲しいし悔しかった、選手の頃の輝かしい功績も無くなってしまうような気がして。そして何より一部のTwitterユーザーからの度を越した批判。特に立浪監督の現役時代を知らない人達に馬鹿にされるのが辛かった。そもそもドラゴンズは落合監督が辞めてからずっと低迷しているチームだ。なのに弱いのを立浪監督だけのせいにするのは理不尽じゃないか?一部のファンのせいでプロ野球そのものにも嫌気が差した。

そして9月18日、立浪監督の退任が発表された。寂しいけれどホッとした。これ以上叩かれる姿を見たくなかったから…退任発表直後の神宮での試合では、立浪監督の下で頭角を現した選手達の活躍で勝利。球場を去る立浪監督へ大きな声援が…現役時代のタオルやユニフォームを持つ人もいた。その光景に私の心は救われた。監督として結果を出せなくても、立浪さんが偉大なミスタードラゴンズである事に変わりはないのだと。

立浪監督はドラゴンズが強くなるための種を蒔いたと思う。その種が成長して監督が報われる日が来ますように。立浪監督三年間本当にお疲れ様でした。そしてありがとう。まだ少し寂しさは残るけど、永遠に私のヒーローです。