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普段使いのプラグイン

プラグインの記事を続けて書きましたので、私が普段使いしているお気に入りのプラグインをご紹介します。

『イコライザー』

・waves REQ

wavesのRenaissance Maxxバンドルに入っているイコライザーです。
Renaissance Maxxバンドルは、私が初めて購入したwavesプラグインバンドルで、もう15年位使っています。
wavesのイコライザーは、最初の頃、H-EQばかり使っていましたが、気が付けばREQになっていました。

イコライザーを挿すときは、まずこれからと言うくらいで、シンプルでEQカーブと効果が視覚的に確認できます。
今流行りのイコライザーから比較するとグラフィックの精細さや機能などは劣るかもしれませんが、とにかく私には使いやすいEQプラグインです。

・UAD Pultec Passive EQ Collection

最近、お気に入りで使っているイコライザーです。
3種類あるのですが、私はEQP-1Aを一番良く使います。
なんかしっくりこないな〜と思う時に、これを挿すと解決することが多いです。

『コンプレッサー』

・UAD LA-2A

私の作る音楽でトラックに挿すコンプは、これと次の1176があれば他にはいらないというくらい、ほぼこれしか使っていません。
特にボーカル、アコギ、ピアノなどのアコースティック音源のトラックには良い働きをしてくれます。
とにかく自然なかかり具合で音がグッと前に出てくれるので重宝してます。
UADには、SilverとGrayのバージョンがありますが、私はGrayを好んで使います。

・UAD 1176LN Rev.E

エレキギターに掛けるコンプはこれです。
エレキギターは、基本的に音を作ってから録音するのであまりEQやコンプはオケに馴染ませるために軽く掛けるくらいで、かけない時もあります。

・SSL Native Bus Compressor 2

バスコンプと言えば、これとAPIが2大巨塔ですね。
私はマスタリングでOZONEを使っていて、SSLコンプは、OZONEに渡す前の2ミックス最終段で使っています。

なんといってもサイドチェーンでハイパスが掛かるのが良いです。
最近まではwavesのSSLコンプを使っていましたが、wavesの方はサイドチェーンがありませんでした。
…が、 V15になってサイドチェーン機能が追加になりました。

wavesV15のSSLコンプ
赤丸のツマミが追加されした。

まだ V15のSSLコンプを使っていないので、今度チェックしてみようと思います。

・UAD API® 2500 Bus Compressor

ドラムバスにはほとんどこのapiのバスコンプを使っています。
とにかくガッツが出ます。
このコンプもサイドチェーンでハイパスが掛かるのでバスドラのポンピング対策ができます。

『チャンネルストリップ』

・SSL Native Channel Strip 2

パラ出力したドラムの各トラックに挿して使います。
ジャンルによってapiのチャンネルストリップと使い分けをしています。
SSLは、どちらかというとアコースティック系音源がメインの時やバラード系のドラムの各トラックに挿します。
これも最近まで、wavesのSSL E-Channelを使っていました。

wavesバージョン

脱wavesお布施のためパ パスコンプと一緒に本家SSLのプラグインに乗り換えしました。

・UAD API Vision Channel Strip

こちらもパラ出力したロック系のドラムの各トラックに使います。
カラッとしたアメリカンな音と表現されますが、まさしくアメリカンロックの音になるような気がします。

・UAD Manley VOXBOX Channel Strip

ボーカル用のチャンネルストリップです。
最近手に入れました。
主にsynthesizer vで生成したボーカルトラックに挿してます。
まだそんなに使いこなせてませんが、なかなかいい効きをしているような気がします。

『プリアンプ&イコライザー』

・UAD UA 610-B Tube Preamp & EQ

オーディオインターフェースapollo twin を購入して最初に使ったunisonプリアンプです。
アコギの録音で使っています。
アコギがふくよかで艶やかな音で録音できます。

・UAD Neve 1073 Preamp & EQ

これもつい最近手に入れました。
定評のあるneveプリアンプとEQのプラグインです。
これもunisonプリアンプとして使えます。
まだ使っていませんが、ボーカルやアコギで使えそうです。
機会があれば、レビューしたいと思います。

この2つの他に、チャンネルストリップで紹介したAPIとManleyもunisonプリアンプとして使えます。
ボーカルやアコギなどをジャンルによって使い分ければいいのかと思います。

『リバーブ』

・waves IR-L

wavesのコンボリューションリバーブです。
オールマイティに使えるので重宝しています。
もう10年以上使っています。

・waves Abbey Road Chambers

ルームリバーブです。
反響が強くてちょっとクセがありますが、アコースティック楽器によく合います。

・UAD EMT 140

プレートリバーブです。
音の密度が濃くこれもアコースティック楽器やボーカルに合います。

・UAD Lexicon 224 Digital Reverb

1970年代から数々の名盤に使われてきたレデジタルリバーブです。
最近手に入れたプラグインの一つです。
クセがなく使いやすいリバーブで、wavesのIR-Lにとって変わりメインリバーブになりそうな予感がします。

・UAD Sound City Studios

これはスタジオシュミレションです。
アメリカの有名なスタジオで録音したようなアンビエンスを加えることができます。
まだまだ使い始めて間がありませんが、これも戦力になる空間系エフェクターでおすすめです。

『マスタリング』

・izotope OZONE 11

説明はいらないと思います。
私はOZONE 7から使っていますが、バージョンが上がるたびにクオリティが上がってます。
若干の調整は入れますが、マスタリングは、このプラグインに任せてます。
間違いのないプラグインです。

・izotope Tonal Balance Control 2

ジャンルを選択してこのレンジに入るようにミックスすればほぼ間違いなくいい感じに仕上がります。
音源を読み込んでリファレンスにすることもできます。
私のミックスは、いつも高音部がオーバー気味になってしまうようです。

ざっと私が普段使っているプラグインをご紹介しましたが、機会があれば音源付きでレビューしたいと思います。

さて、プラグインの記事を続けて書いてきましたが、次回からは、またLUNAの備忘録の続きを書きたいと思います。

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