Lovely Life*~自分だけの空間
好きなことは?と聞かれて間違いなく『部屋の模様替え』が入ってしまうぐらいには自身が過ごす空間に変化を求めるわたくし。
それはもう高校生あたりからそうであり、実家に住んでた頃はよくマイ母に叱られていた。
なぜ叱られたのかというと、なにしろ思い立ったが吉日な性格をしているため、夜中であろうが早朝であろうが構わずゴソゴソと模様替えをしていたから。当時の部屋は実家の2階。今考えると叱られるのも無理もない。
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一軒家で一人暮らしをしている今は咎める家族もいなくて遠慮もせず真夜中であろうが昼間であろうが気儘にゴソゴソ模様替えをしている。
つい先日なんぞは2階にある寝室のベッドを動かして快適空間に変えたばかり。
そんな気儘暮らしを満喫しているワケなのだけれども、今度はリビングと、リビングと続きになっている和室の模様替えを目論んでいる。できれば今年中にやりたい。なんなら一両日には取り掛かりたい。気持ちだけはもう先走っている。
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職業柄グランドピアノを所持していて、リビングに置いている。ほんとは和室をリフォームしてそこにピアノを配置しリビングを広々空間にしたいところ。が、まだ和室リフォームのコンセプトが纏まっていないのでそれは今ではない。とりあえずはまずDIY(といってもウッドカーペットを敷くだけなのだが)を施して洋室に変身させなければ。
それからリビングにあるちょい大きめなマイ母の形見でもあるカリモクの食器棚を動かしたい。
とはいえ洋室化した和室に置くとなると部屋が絶対暗くなるので、こちらも配置含め要考慮案件。
リビングにあるグランドピアノを起点に考えないといけないのでなかなかに頭を悩ましている。そしていろいろと案が浮かびすぎてキャパオーバーになってしまって思考回路はショート寸前。月に替わってお仕置きされる(誰にやww)ということでなかなかコンセプトがまとまらない。
今のリビング界隈の家具の配置にもそろそろ飽きてきたのでやはり今年中には取り掛かからねば・・・と堂々巡って今にに至る・・である。
リビングは頻繁に変えている。今はダイニングテーブルを壁につけてカウンター風味にしている。この配置に至っては見栄えは良きだが何しろ壁に向かって食事をしなくてはならないのが問題。壁にはピカソの『猫とひよこ』のアートパネルを飾ってはいるものの、基本無機質な白い壁に向かって食事をするのでただ粛々と食事をとるというあまり楽しくもないモグモタイムになってしまうのが難点。てことでこれも改善したい。
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このところの世紀末のような心の機微を振り返ってみて何故あんなにナーヴァスだったのか不思議に思う。特段何かがあったわけでもない。ただただ過去を振り返り回想して苦しくなっただけなのだ。
たとえココロを深く抉られて瀕死の状態に陥ったとて過去は過去なのだ。なんなら今はもう過去なのだ。消すことも変えられることもない。そうやって過去にとらわれてグズグズメソメソしてることほど莫迦莫迦しいことはない。
人生の超難解な問題満載の勉強をさせていただいたのだから感謝すべきことなのだなと思う。というか思い込ませようとしている。
今はもう浮上しているので何ら心配はないのだがまたいつやってくるのか自分でもわからんのである。
そうなったときの対処法はまだ見つけていないのでただただ自分を持て余すしかないのだろうか。
Sentence&photograph by碧