オンラインイベントをワンオペで毎週開催!質問が飛び交うイベントづくりの全ノウハウを公開します(後編)
こんにちは!株式会社ブルーブレイズでイベント運営を担当しているれん(@rrren1005)です。
先日、ウィークリーオンラインイベント『CREEDOなるにはトーク』の運営経験で培った、成功するオンラインイベントのつくりかた前編を公開しました!前編はこちら。
後編として今回は、CREEDOなるにはトークの企画から実行まで、一連のプロセスの具体的ノウハウをお伝えします!
CREEDOなるにはトークの全体スケジュール
全体スケジュールはざっくりとこんな感じです。
企画スタートからイベントレポート公開までだいたい6週間ほど。
毎週開催しているので、4~5つのテーマを同時並行で進めています。
①テーマ企画
まず最初に行うのがテーマ企画。
企画のネタはCREEDOで申し込みが多いキャリア経験談の傾向や、世の中で話題になっている職種・働き方などから探していきます。
CREEDOでは特に、「異職種から人事になった経験談」や「会社員からフリーランスになった経験談」といった、「未経験のキャリアパス」に対するニーズが強いため、そのテーマを中心に取り上げることが多いです。
②ゲスト候補者に登壇依頼
テーマが決まったら、次はゲスト候補の方々への登壇依頼です。
CREEDOなるにはトークでは毎回3名のゲストをお呼びしています。
基本的にCREEDOユーザーさんにゲストとして登壇していただいているため、ジェンダーや年齢のバランスを見ながら、テーマに関連したキャリア経験談を登録している方を中心にお声がけしていきます。
③開催告知
開催告知はイベントの2週間ほど前から行います。
CREEDOなるにはトークは毎週違うテーマで開催しているので、イベントの性質上リピーターは多くありません。
そのため、様々な場で告知をして関心層にアプローチするようにしています。
具体的には、CREEDOのメルマガや公式&社員SNS、ゲストの方々からの告知など。
それだけでは不十分な場合もあるので、集客状況を見てテーマに関連するFacebookグループやコミュニティなどでも告知しています。
④ゲストとの打ち合わせ
ゲストの方々とは初対面なことも多いので、イベント1週間前に、顔合わせもかねて必ず打ち合わせをします。
イベント当日はゲストにリラックスして話していただくことが大事なので、お互いを知り、当日の流れや配信の雰囲気などを事前に掴んでもらえるように意識しています。
(中にはたまたまゲスト同士が全員知り合いだった回もありました笑)
⑤いよいよ本番!イベント開催
CREEDOなるにはトークの参加者はビジネスパーソンの方が多いため、お仕事終わりにサクッと見られる平日の21時にスタートしています。
現在はYouTube、Facebook、Twitterの3チャネルで同時にライブ配信。
もともとはYouTubeのみでしたが、FacebookとTwitterを増やしたことで飛び入り参加の方が増え、1回あたりの参加者数が平均10〜20人ほど増加しました。
イベントを無料で開催していて、かつ、リーチを伸ばしたいという方にはFacebookやTwitterでの配信もおすすめです。
ライブ配信ツールはいろいろありますが、私たちはStreamYardというツールを使用しています。
英語のツールではあるものの、操作が直感的ですぐに覚えられるので、配信初心者の方にもおすすめ。
もともとはZoomのライブ配信機能を使っていましたが、配信画面のカスタマイズ性が高いStreamYardに変更しました。
⑥効果測定
イベントが終了したら効果測定を行います。
開催3日後にそれぞれの配信チャネルでの再生回数と、参加者のCREEDO利用者数をカウントし、テーマ企画や本番の流れに反映しています。
⑦イベントレポート公開
最後に行うのがイベントレポートです。
動画のアーカイブも残るのですが、せっかくイベントをやるならさらに多く目に触れる機会をつくろうと思い、CREEDO Journalというオウンドメディアでイベントレポートを公開しています。
なぜワンオペでできるのか
違ったテーマで毎週開催していると、「ワンオペでやるのは大変じゃない?」と言われることが多いです。
もちろん大変ではありますが、とにかく準備にかかる工数を少なくすることでワンオペ運営でも継続できています。
毎週違う資料を何枚も用意して...となるとかなり準備が大変だと思います。
CREEDOなるにはトークは事前にディスカッションテーマを用意せず、参加者からのリアルタイム質問に答える形式にしているため、当日までの準備にほとんど時間がかかりません。
毎回用意するものはスライド4枚(しかも画像とQRコードが貼り付けてあるだけの簡素なもの)のみです。
もともとこの形式を選択したのは、より参加者が能動的に学べる場になるようにしたいという意図からです。
オンラインイベントは、ながら見できる環境ゆえに内容が入ってこないという側面があるため、「聞くだけ」のイベントではなく参加者にとってより記憶に残る時間になるよう、リアルタイムでライブ配信画面のチャットに質問を送ってもらい、その場でゲストに答えてもらうインタラクティブな形を選択しました。
工数削減のためにこの形式にしたわけではなかったですが、結果的に1回のイベントにかかる工数削減にもつながりました。
最後に
この記事がこれからオンラインイベントを開催したい・している方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
CREEDOなるにはトークに興味を持った方はぜひご参加を!
なりたいキャリアのヒントを得られるイベントです。
開催予定のテーマはこちら👇