久我宗綱の少し無理がある年末
これが本年最後の更新です。今年は色々お世話になりました。来年もどうぞご高配をお願いします。
さて、今日は有馬記念を見ておりました。詳しい解説はプロに任せるにしても、エフフォーリア良かったですね。見ててグッときました。買ったので今年の競馬はこれで締めにしたいと思います。
有馬記念は年の瀬という風情があります。とはいえ、私が競馬をするようになったのはここ最近なので、正確に言うと「風情があるとされている」ということを知っているくらいの話ではあるのですが。まぁいいじゃないですか。いつか実地で雰囲気を感じてみたいですね。
そもそも、日本には四季というものがありまして、季節の移り変わりを感じさせる物事というものは非常にいいものです。
そう、落語にも色々季節を感じさせる演目がありますな。夏だったら「青菜」だったり。落語じゃないけど同じ寄席芸能で言えば、義士伝の講釈もそんな要素があります。
この時期というと、「芝浜」と「掛け取り」ですね。もちろん他にもありますが。「掛け取り」は結構好きな噺で季節関係なく一年中聞いていますが、やはり年末にかかると、おっとなります。
今年はなんだかんだで結局バタバタしてて、どっちも寄席で聞けていないなと今頃気づきました。仕方がないので音源で我慢することにしようってわけで、今年の聞き納めは市馬師匠の「掛取万歳」にしようかと思っています。
というわけで、来年もよろしくどうぞ。
2021年12月26日 久我宗綱
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