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#144 カタールW杯メンバー決定!と、その雑感。

わたし、何気に森保ジャパンの初陣観に行ってたんですね。


本当はこの前のチリ戦(@札幌ドーム)が初陣になる予定だったんですけど、北海道の地震の影響で無くなって、パナスタでやるコスタリカ戦が初陣になったと。
まぁ、結果的にそのコスタリカとW杯本戦でぶち当たったというのもなんともまぁという感じですが。


さて、カタールW杯に挑む日本代表メンバー26名が発表されました。
メンバーは下記のページから(森保ジャパンのメンバーの変遷も書いております)



さて、皆様…ね。やっぱり皆様色々喋ってらっしゃいますが。
個人的には選ばれた26名個々に関しては特に不満は無いというか、違和感はないかな、という印象なんですよね。

賛否両論あったところでい言えば、柴崎岳はやっぱり今の日本ってあのタイプのパサーが柴崎しかいなくて、田中碧は近い部分はあるかもしれないけど結構違うタイプな訳で。枠が+3になった事で、そういう希少性のあるタイプとして柴崎を入れるのはわかるんですよね。GK問題もやっぱりガンバファンとして谷晃生、なんなら東口順昭を入れて欲しい気持ちはありますけど、現実問題として……やっぱり今、権田修一とシュミット・ダニエル以外をここに据える事が及ぼす影響はやっぱり大きくなってしまうのかなと。DF陣とのコミュニケーションの感覚とか、そういうテレビで映らない部分もあると思います。最近は攻撃面や繋ぎの面で粗さが見える長友佑都にしても、やっぱりW杯はどちらかと言えば守勢の時間が多くなるでしょうし、そこで最近になって長友が見せた守備面でのパフォーマンスを思うとやっぱりW杯だからこそ外せないと思わされましたし。
そして川島永嗣はある意味で、戦力以上にチームリーダーとしてチームに置いておくべき選手でしょうし、主将を務める吉田麻也のマネジメント負担の軽減を踏まえても入れておきたい選手でしょう。大迫勇也に関しては、このチームは最初、ある種大迫ありきで作ってきたチームでもあるので惜しい気持ちがあるのは確かですが、大迫の役割を上田綺世が思っていた以上にこなせた事が森保監督に決断を促したのかもしれません。
なので26名のメンバーを見た中で「この選手いれるかぁ…」みたいに思う選手はいないです。



結局、W杯メンバーは上手い選手や調子の良い選手を上から26名選べばいい、という訳ではないじゃないですか。
同じメンバーが1ヶ月ほど共同生活を送る中で、そこには出てる選手・出てない選手という立場の差はどうやっても出てきてしまうし、ましてや「先発で出る分にはいいけど途中出場というタイプじゃない」「先発で出るには微妙だけどジョーカーとして活きる」みたいな選手もいて。だから単に26名並べるんじゃなくて、そこには戦力やら人間としてのタイプまで含めた様々な意味でのバランスが必要になってくる訳で。当然、外野の我々が見る景色と内側から見える景色は全く違う訳ですから、その内側から見る景色であらゆる事のバランスを調整した結果がこのメンバーなんだろうと。いついかなる時も、発表されたメンバーとそれを受け取るファンの間に乖離が生じるのは、もう仕方ないというか、見てるものが違う以上そうなるしかないものだと思っています。

ただそれを踏まえれば踏まえるほど、原口元気なんで落ちたんだろう…と思うのも事実。
会見で記者の方が質問していた「枠が23名から26名に増えた事で、ユーティリティプレーヤーよりもスペシャルな特性を持つ選手を呼ぶ選択肢が持てたのか?」的な質問はああ、確かにそういう考え方もあるかぁ…と思いましたが。唯一「?」となったポイントがあるとすれば原口の落選ってところですかね……。

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