#157 あれは本当に三浦のミスだったのか?J1第8節 京都サンガFC vs ガンバ大阪 パトリックのゴールの奥深さを徹底考察〜三浦弦太のボールロストとサンガのビルドアップを殺すプレス〜
目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で、何が嘘か。
ベートーベンは本当に耳が聞こえなかったのか。
オズワルドはケネディを殺したのか。
アポロは月へ行ったのか。
ネタラヴィに本当にパスは通せなかったのか。
クリアやバックパスはできなかったのか。
結局あれは三浦弦太のミスだったのか。
コンフィデンスマンの世界へようこそ。
どーもこんばんは
はい、ふざけました。
ふざけましたがブログは真面目に書きます。
先日行われました明治安田生命J1リーグ第8節、京都サンガFCvsガンバ大阪の試合。私にとっては好きなチーム同士の試合だという事で「好きなチームダービー」だの「ワイクラシコ」だの言ったりしていたのですが、試合は2-1でサンガが勝利。激戦でしたね。
現地行ってきましたが面白かったですねぇ…。
サンガが自分達のスタイルで試合を制圧しつつ、ガンバもそれを如何にして掻い潜るかの方策を示してみせた。その上でサンガがさらにそれに対応するという非常に見応えのある90分でした。
その辺両者の狙いや試合展開の考察なるものはマッチレビューに書いたんですけれども
この試合の決勝点…パトリックが古巣・ガンバ大阪から決めたゴールシーンですね。
このゴール、まあ結論としては三浦弦太のミスである事には確かに間違いないんですよ。それは否定しようがない。三浦のミスである事は言うまでもなく事実です。
ただ、一応私はサンガファンでもあり、ガンバファンでもある立場として、いわばこの試合はどちらにも肩入れする立場で試合を見ていたんですよ。いわば両視点できというか。それで言うと…ガンバ視点としては、これを単に三浦個人の凡ミスで片付けるべきなのか?というところに疑問を感じていて、一方サンガ視点だと、相手選手のイージーミスを突いたラッキーゴール…ガンバの自滅によりもたらされたラッキーな決勝点という形で落ち着いてしまうのはちょっと納得いかない部分があるんですよね。
なので今回は、82分のパトリックのゴール…テーマはふざけた冒頭の文章そのままですね。「結局あれは三浦弦太のミスだったのか?」とでもいいましょうか、或いはなぜあのような得点に至ったのか…を考えていきたいと思います。今回は自分で書いたマッチプレビューとマッチレビューからも文章を引用するというなかなかイタイ事もしますが、説明を円滑に進める為…という事でご容赦ください。
①そもそも、件のシーンに至るまでの試合展開という伏線
ではまずは件のゴールシーンから。
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