9/22 優勝デッキ『水生の魔女』解説
皆さんこんにちは!初めましての方は初めまして!
主に宮城県で活動してる公認サポーターのBluebirdといいます!
今回は自分が9/22のたいやきさんの主催の大会で優勝、9/23のINSECT WORLDに準優勝をすることができた、ニセハナマオウカマキリ入りのニジイロ水生、通称『水生の魔女』について書いて行きたいと思います!
1.今回このデッキを使おうと考えた経緯
自分は今回宮城県の蟲神器公認サポーターのたいやきさんが主催する大会に参加するにあたって、どのデッキを使うか悩んでいました。その中でもなんとなくではありますが「ニセハナマオウカマキリとリオックを2枚ずつ使ったデッキを使いたいなぁ〜」という思いはありました。その中で候補にあがったのは第5回INSECT WORLDで優勝したトンボワンショットでした。
ですが、トンボワンショットでは安定感とアグロへの耐性という面でBO1のこの大会で使うには不安がありました。
だからといって普通の玉響ワンショットなどを使う気も起きず、なにか他に良いデッキはないかと考えていると…
「そういえば、蟲主総会でニセハナを2枚とリオック採用したニジイロ水生あったよな…」
そこでずっーと昔の記憶に連れられていくと…
しっかりとニセハナとリオックが入ったデッキを確認することができました。
ただ、これは3弾初期に作られたデッキ+リオックが1枚だけということで今の環境で組むならと自分で考えた結果…
土台となるデッキレシピは大方完成しましたが、この構築では赤の1100以上の虫がニセハナの共食いでないとワンパンできないというデカすぎる弱点を抱えていました。それを補うものとしてヘラクレスを採用しようと考えましたが、どれを抜けばいいのか考えていると…
「ニセハナ2枚入ってるなら草薙いらなくね…?」
それは通常のニジイロ水生にほぼ確実に採用されている草薙の劫火というカードをあえて抜くという選択でした!
ですが、このデッキはニセハナとリオックが採用されているため、ニセハナの共食いで無理やり盤面を開けたことで失った打点はリオックで補うということが可能なため、勇気の不採用にしてみました!
そうして完成したのがこのデッキです!
2.大会当日の結果
こうして大会当日の朝3時にデッキが完成したこのデッキを握りしめて大会に臨みました。
その結果…
戦績としては
水生アグロ ⭕️
純水生 ⭕️
ハンデスコントロール ⭕️
3-0で運もありましたが、見事優勝🥇することができました!
そして前日の勢いそのままに翌日のINSECT WORLD(BO3の通常構築戦)に参加しました。
気になる戦績は…
混色アリアグロ ⭕️❌️❌️ (負け)
ランプミッドレンジ ⭕️❌️⭕️ (勝ち)
赤単アリアグロ ❌️⭕️⭕️ (勝ち)
ハイランダーもどき ❌️⭕️⭕️ (勝ち)
勝ち点制により2位🥈
と惜しくも優勝は逃しましたが、このデッキがかなりやれるデッキなことが証明できたのではないかと思います!
3.主な回し方
このデッキの理想ムーブは手札に
ニジイロクワガタ
瀬戸際の虫時雨
3コストの水生昆虫もしくはリオックが合わせて2枚以上
5コストでロードハウナナフシを出して、1回攻撃
その次のターンで〈擬態〉によって生き残ったロードハウナナフシと手札のニジイロクワガタと水生昆虫やリオック、瀬戸際の蟲神器によって相手にトドメをさすワンショットデッキになります!
4.採用カードとその理由
①ニセハナマオウカマキリ
このデッキのコンセプトカードその1
瀬戸際の虫時雨から出して最強のカード
共食いの2000ダメージはもちろん、ロードハウを出してきた返しに瀬戸際で2体出して神のカマ連撃で4連撃入れると最高です( *´艸`)ケラケラ
②ヘラクレスオオカブト
青の火力枠+ヘラクレス投げが偉すぎる青のLRの中でも最強格の虫
空蝉タイタンやムキムキンオニなどを無に返してくれる唯一無二の存在
この手のワンショット系統のデッキには1枚は入れたいため採用
③リオック
このデッキのコンセプトカードその2
この虫が蟲神器の中で一番強いです(このくらい言わないととある虫主に怒られそう…)
冗談はさておき、攻撃後の虫をエサにして0コストで殴れるこの虫はあまりにも強い
これにより実質水生昆虫を擬似的に6枚採用できており、トドメまでの速度が普通のニジイロ水生に比べて若干速いのがこのデッキの特徴の一つです
④ゴライアスオオツノハナムグリ
蟲神器における最強カードの1つ
このデッキにおける唯一の受け札
とびだしてくれるように毎日お祈りしておきましょう
いつかとびだしてくれる(はずです…)
⑤ロードハウナナフシ
このデッキの起点となるカード
回し方で説明した通り、このデッキはロードハウを起点として動きます
ロードハウナナフシをうまく使える人はこのデッキをうまく使える人です
⑥タイコウチ
⑦ナミゲンゴロウ
このデッキのフィニッシュパーツ
やはり、このスペックの虫が0コストで出てくるのは強い
強さは皆さんわかってると思うので割愛
⑧ニジイロクワガタ
このデッキのキーパーツ
このデッキはニジイロクワガタで自分のエサの色を青色に変えることを前提としているので1枚でいいので引けるように練習しましょう
引けないと真の蟲主になれませんよ!( *´艸`)ケラケラ
⑨瀬戸際の虫時雨
このデッキのフィニッシュパーツ
1枚で2打点つくることができる唯一無二のカード
ニジイロクワガタと一緒に使うことで色を関係なく好きな虫を2体まで出せるようになるのでかなり最強です
⑩塵芥虫の爆熱弾
完全なアグロメタです。
実はデッキにはもう一つのコンセプトがあります。それは自分がニジイロ水生を使ううえで毎回意識ことなのですが、そのコンセプトとは
『アグロに負けない』
というものです。
このデッキはデッキタイプとしては水生昆虫に属するものなのですが、その水生昆虫を分類すると大きく分けて2つになります。
・主に青の虫を多めに採用したコントロール寄りなデッキの『純水生』
・ニジイロクワガタで自分のエサの色を青色に変えて3コストの水生昆虫達と瀬戸際で一気にトドメをさすワンショット寄りなデッキの『ニジイロ水生』
(このデッキには他にも様々な呼ばれ方はあります。例)混ぜ物水生、時雨水生、レインボーロード、水生ワンショットなど)
大きく分けてこの2つに分類されることが多いです。
その中でもニジイロ水生は術カードを採用することができるため、純水生が苦手としているアグロに強く出れるのが特徴の1つです。
なのに、このデッキを使ってアグロに負けると言葉では言い表せない悲しさを感じます。
なので自分は後述する息吹の解放や蜜蝋の壁に加えて塵芥虫の爆熱弾を採用しています。
⑪蜜蝋の壁
アグロ対策のカードその2
それ以外にも役割はたくさんあります!
蜜蝋の壁に関する詳しい解説は関西の蟲主のもょもとさんが解説していた記事があるので気になる方は是非読んでください!(もょもとさんの記事はこちらから↓)
最近は草薙の劫火と一緒に採用されることが多いカードです。
このデッキから草薙の劫火が抜けた時に不採用にするか悩みましたが、このカード1枚有るか無いかで勝てるデッキもあるため採用しました。
⑫息吹の解放
このデッキの除去カード
アグロ対策はもちろん、宝石昆虫や大型の擬態虫をなど様々な用途に使える超万能カードです。
以上がニセハナマオウカマキリ入りのニジイロ水生、通称『水生の魔女』の採用カードとその理由でした!
今回は自分の中でニセハナとリオックをそれぞれ2枚採用という縛りを設けていたのでこんな構築になっていますが、その縛りがなければその枠にパラワンオオヒラタクワガタなんかを採用してみてもいいかもしれないです!
拡張性の広いデッキなので自分なりの構築を見つけて見てください!
5.最後に
今回優勝したデッキのニジイロ水生は形は全然違いますが、自分が3弾環境の頃から愛用してたデッキということで思いが強く、少し長くなってしまいましたが、ここまで見てくださりありがとうございました!
(ノ)•ω•(ヾ)バイバーイ