
monthly YSCC! #1
monthly YSCC!のコーナーです。
この記事では、不定期(monthly=月刊とは言っていない)でYSCCについてあれこれ書くものになっています。
YSCCの前線はどうなる?新ストライカーは現れるのか
YSCCは今期昨シーズン15得点の進昂平、13得点の浅川隼人をはじめ11名が退団した。
一方で横浜FCから加入の山本凌太郎や水戸ホーリーホックから加入の宮本拓弥といった13名の選手がYSCCに加わった。(慶應義塾大学から加入のピーダーセン 世穏を含む)
第1回の今回は、進・浅川のJ3屈指のFWコンビを失ったYSCCの攻撃陣についてあれこれ考えたい。
痛手となった田場ディエゴの怪我
2/14、田場ディエゴの右前十字靭帯断裂(全治7ヶ月)がクラブからリリースされた。
昨期終盤戦でジョーカーとして存在感を発揮し、大爆発を予感させていた23歳の長期離脱はYSCCにとって大きな痛手となる。
多くのサッカー雑誌が彼をファーストチョイス予想に挙げており、監督もそう考えていたであろうことから、彼の離脱は少なからずチームの完成度に影響する
おそらくしばらくの間、横浜FCから完全移籍した山本がトップ下のファーストチョイスとなるだろう。21歳の若武者は横浜FCではほとんど出番を得られなかったものの、ユースでは背番号7を背負い、チームの中心として関東クラブユース選手権を制覇した実績もある選手だ。確かな技術を持っている。
先の練習試合、東京ヴェルディ戦では早速ゴールも挙げた。
攻撃のタクトを握る21歳次第でチームの出来が大きく左右されることになる。山本凌太郎には大きな期待がかかる。
群雄割拠のFW陣、スタメン争いを制すのは果たして
進・浅川が抜けたFW陣はまさに群雄割拠、様々な特徴を持った選手が鎬(しのぎ)を削っている。
ファーストチョイスは水戸から加入した宮本だろう。
183cm・85kgというスケールはJ3においてかなりのもの。「クマ」というあだ名通り、高馬力の推進力を前線で発揮してくれるだろう。
続いて、期待したいのが音泉だ。
先の東京ヴェルディ戦でもゴールを決めているストライカータイプの選手で、本人も初のJリーグ挑戦に燃えていることだろう。大いに期待したい。
一方でチーム最高齢となる安彦は今シーズンが現役ラストシーズンと名言。
昨シーズン後半戦ではベンチに入ることもままならなかったが、虎視眈々とスタメンの座を狙っているはず。
ピッチ外での活動も光る安彦だが、ピッチ内で結果を残せるか。ラストシーズンに注目したい。
YSのニュースター候補筆頭オニエ・オゴチュクウ・プロミス
先日、YSCCの公式Twitterがある選手のバク転動画をアップした。
ホームページ選手プロフィール公開✨
— Y.S.C.C. (@yscc1986) March 9, 2020
このバク転がニッパツで観たいと思った方
いいね😍 よろしくッ‼️#オニエ 選手Profile📖
💁♂️https://t.co/BfxSxV6oHD#yscc #やってやろうぜplus1 pic.twitter.com/kAVhlOuqhs
この動画の主人公の名は、オニエ・オゴチュクウ・プロミス。高知中央高校から今年加入のルーキーだ。
彼の武器はなんといってもその圧倒的なまでの瞬足とバネ。
プリンスリーグ四国で18試合25ゴールという圧倒的な成績で得点王に輝いたのもこの2つの特徴があってこそだ。
おそらく彼の武器はJ3においても規格外。練習試合では未だノーゴールだが、プロの水に慣れた頃にはゴールを量産するかもしれない。その意味ではこの中断期間は彼にとってプラスに作用しうるのでは無いか。
他にも古山、長澤、金子といったメンバーがストライカー候補に名乗りを挙げている。
進・浅川の放出が悔いとならない活躍を見せてくれると期待したい。
参考
YSCC横浜 練習試合結果(得点者はYSCCのみ)
2/2 vs水戸ホーリーホック
〇2-1 得点者:佐藤、大泉
2/6 vs明治学院大学
△5-5 得点者:宮本×2、尾身、土館、吉田
2/9 vs横浜猛蹴
△4-4 得点者:宮本、大泉、西山、佐藤
2/16 vs東京武蔵野シティFC
●1-3 得点者:花房
2/27 vs国士舘大学
不明
3/7 vs神奈川教員
△0-0
3/11 vs東京ヴェルディ
〇3-0 得点者:宮尾、山本、音泉