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自分がやりたいことってどうやって見つけるの? (続編)
僕が自分のやりたいことについて悩んだ時に取り組んだことをもう2つご紹介します。同じように悩んでいる方の参考になればいいなと思います!
①経営者(独立された方)に聞く
よくプライベートでも相談に乗ってもらっていた仕事柄お付き合いのある農業経営者の方に思い切って相談にいきました。
すると、
「君がやりたいことはなんでも応援するよ!でも、一度農業関係から離れて、自由に考えてみたら?私も色々な仕事を経験してきたけど、今となってはどれも役に立っている。本当にやりたいことじゃなかったとしても、無駄にはならないから違ったらまた変えれば良いじゃん。1回で自分のやりたいに辿り着ける人なんていないよ。」
それを聞いて泣きそうになりました。いや、泣いていたかもしれません笑
それから視野がグッと広がり、興味があることを片っ端から調べました。
覚えていることをあげると、
農家(イチゴ)、木こり、ドローンパイロット、嗅覚判定士、ユニバーサルデザイナー、ヘッドスパマッサージ、スノーボードインストラクター、猟師、国産メープルシロップ、クラフトビール、衛生管理コンサル、養羊農家(ラム肉販売)、輸出ビジネス、、、
とりあえず興味があることは手当たりしだい調べるといった感じでした。
でも、どれも最初は「これだ!」となりますが、調べたり、話を聞きに行ったりしている中で、ちょっとでも不都合なことや問題点が見えてくると
「難しいなぁ、これが本当にやりたいことなのかな?」とだんだんと燃えていた火が消えていきました。
そして、結局最後は何も残らず、ずっと迷走していました。
②ひたすらに自問自答
そんな時、転勤があり、職場まで往復3時30分の移動時間という莫大な時間が与えられました。
その移動時間で、ひたすら自己啓発や自己実現、幸せとは?やりたいことの見つけ方、などのYouTubeを読み漁り、自問自答を続けていました。
半年くらいそんな生活が続きました。でも答えが見つからず、けっこうしんどかったです。
ある日の仕事中、また別の経営者の方に、
「こんな事業面白いと思います!取り組んでみませんか?」
と提案をした時に、
「いいね!でもそんなに良いなら自分でやればいいじゃん!なんでやらないの?」
僕は、
「公務員なので副業はできないので・・・」
と、今思えばしょうもない回答をした憶えがあります。
その方のコメントがずっと引っかかっていました。何で自分がやりたいと思うことが出来ないのだろうか?自分の人生なのに。やっぱりこれはおかしい!と思い、
もう一度、自分のやりたことをできるようにしよう!という気持ちになりました。人に頼らず、自分でチャレンジできる環境をつくろう!と。
といはいえ、なかなか自分の中でやりたいことが見つからない日々が続いていました。しかしある日、突然道が開きます。
きっかけはなかったと思います。ふと、以前に相談した経営者の方の言葉を思い出しました。
「本当にやりたいことじゃなかったとしても、無駄にはならない、違ったらまた変えれば良いじゃん。1回で自分のやりたいに辿り着ける人なんていないよ」
目の前の霧が晴れた感覚がありました。
今までは頭の中だけで「これだ!」→「あぁやっぱり違う」の繰り返しで、
ずーっと「頭の中で考えているだけ」で何も行動していないことに気がつきました。
その時に、急に気持ちが軽くなり、
「自分が本当にやりたいことなんて分からないから、思いついたことをまずやってみよう」
と考え方が大きく変わりました。
少し長くなってしまったので、次回も続きを書きたいと思います。