ブランソン卿自らが飛ぶヴァージン・ギャラクティック【最新英語ニュース】【勉強会レポート】
世界各地の英語ニュースを読んでみようというコンセプトで、だいたい毎週どこかの英語ニュースを読むイベントを開催しています。
今週は2021年7月14日水曜開催、Sir Richard Bransonの飛行が成功したのでVirgin Galacticを読んでみました。
Virgin Galactic
https://www.virgingalactic.com/
リチャード・ブランソン卿はイギリス人ですが、Virgin Galacticはアメリカの会社のようです。2004年設立。
気になった単語など
飛行に成功したというこちらの記事を読みました。
Virgin Galactic Successfully Completes First Fully Crewed Spaceflight - Virgin Galactic
https://www.virgingalactic.com/articles/virgin-galactic-successfully-completes-first-fully-crewed-spaceflight/
fully crewed ニュアンスは分かるけれど日本語にしにくい部分でしたが「全員搭乗で」に落ち着きました
galactic 銀河の、星雲の
cabin 客室、小屋
glide すべるように動く、滑走する
seminal (種子のように)発達の可能性がある、将来性のある、種子の、精液の
glimpse チラ見、一見、おぼろげな感知
nothing could have prepared me for the view of Earth from space
英語ぽい表現ですがパッと理解しにくいですね
参考「nothing could have prepared me for seeing it face to face
prepareは準備する、覚悟させるという意味の他動詞です。
この場合はnothingが主語となっているので、面と向かって富士山と対面する心の準備
をさせてくれるようなものがなかったという意味です。
それくらい実物でみた富士山はすばらしいという意味になります。」
http://blog.livedoor.jp/englishfree/
completion 完了
vanguard 先陣、先駆者
雑貨屋さんのヴィレッジヴァンガードはVillage Vanguard、この単語ですね。ぐぐったら同名のジャズクラブから名前を取ってるようですが、直訳すると「村の先駆者」ですかね
aspiring 野心のある、高い目標を目ざしている
in wonder 驚きをもって
instructor 指導員、専任講師
vertically adv. 垂直に cf. 水平に:horizontally
integrate 統合する
vertically integrated (中略) company 垂直統合型の会社(上流から下流までのプロセスを1社で統合して行うビジネスモデル)
cf. 水平分業型:核となる部分は自社で行い、それ以外を外部委託するビジネスモデル
aerospace 航空宇宙の
manufacturer 製造者、メーカー
transformative 変化に富んだ、変化させる
もう一つのグループはこちらの記事も読んだそうです
Virgin Galactic Receives Approval From FAA for Full Commercial Launch License Following Success of May Test Flight
https://www.virgingalactic.com/articles/virgin-galactic-receives-approval-from-faa-for-full-commercial-launch-license-following-success-of-may-test-flight/
感想など
皆さんの感想です。
- 楽しかった
今日は大谷の活躍も楽しんだがアメリカの野球場はマスクしてない
- 自分はブロンソンと誕生日1週間違い
バージンレコードが日本に来た時からチェックしてる。ヴァージン アトランティック航空も。
それはまさか1週間違いだとは驚き。
自分はマスクをしてちっちゃい人生を過ごしてるがブロンソンは宇宙飛行士になって子供のように喜んでいる
楽しくてしかたない一日だった
- 動画を見て、ブロンソンが自転車で登場したのに驚き。心は少年、冒険している
宇宙飛行は金持ちの遊び、大気汚染が、といった批判もあるが、20年くらいかけて投資して飛行成功も大変なことだ
過去には亡くなってる人もいる中、よく続けてやってきたと思う
- 宇宙旅行2700万円という低価格
- 固定燃料のロケットは制御が難しくリスク高い。今回のは限りなく飛行機に近く、5日程度の訓練で行ける点が画期的
- 大陸間移動にも応用できる
別会社ヴァージン・オービットVirgin Orbitでは衛星発射をしている
アジアの候補地に大分空港が挙がっている。温泉もあるので良い
- 半導体の世界は1年半で計算能力が倍に。
そのスピードで行くと衛星を長期間使うのは古くなる
- 今までと発想が全然違う
- 大分空港が候補地ということで、地方空港の生き延びる道。ありがたい。地方再生の方法になれば
- 一方、横浜のカジノは時代遅れではないか
- もっと違う所にお金をつかったらどうか、とも思ったが、新しい角度でものを見ないといけないと思った
- 宇宙はアメリカの民間が頑張っている。お金を有効活用している。国が出来ない部分を民間がやってほしい
- 子供のころの夢を一貫して死ぬまで追い続けている
日本人はお金があってもやらないだろう。エキセントリックな馬鹿さ加減がすごい
映画を見ているようなすがすがしさだった。我々も若いころは持っていたはずなのに。
一見無駄に思えるが、頑張って社会に影響を与えている
- 宇宙産業については中国もあと一歩のとこまで追ってきてる
- 無重力と無重量の違い
無重力:重力が働かない
無重量:今回の飛行。重力は働いていても自分は感じない、パラシュートで自然落下しているときと同じ
高空まで飛んでそこから落ちてくる(短時間という制限になる)
人工衛星は落ちずにくるくる回ってる
- 今回の数分間の無重量体験は飛行体が宇宙に放り出された後地球に落下するまでの時間で体験するものです。エレベーターが下がる時のフワッとした体感と似てます。一方人工衛星は長時間無重量体験が可能ですがそのためにはロケットの速度を今回のマッハ3ではなくマッハ23まで高速にする必要かあります。更に太陽の引力を振り切る無重力になるにはその更に2倍の速度が必要です。
- 最初にやることが大事。後の人はケチつけるかもしれないが
- 子供のころ宇宙に行ってみたいなと思っていたが、大人になると忘れる
「夢がないと」 「パイオニアでいたい。みんなにspaceを提供したい」と夢を追い続けるのがすごい
先日亡くなった立花隆氏「突き詰めて考えていくといろんなことを知りたくなる」
自分一人では読まない記事なのでいい経験になった
- ロケットの形じゃない、なんでだろう、というのが皆さんの解説でよくわかった
一人ではここまで深く読めない
- コロナでバージン・アトランティック航空は3千人解雇、破産申請というニュース
辛いと思うがそれはそれ、これはこれで進んでいくアグレッシブさを感じる
- ブランソンは見せ方も良く分かってる人、すごい人だなと
カスタマーエクスペリエンスに着目して、お客さんの立場で考えている
宇宙から地球を見た時に感動したが、それだけでなく気付きを3-40個メモして帰ってきたとか
いくつになっても素晴らしい
- 自分が乗っちゃうのが普通の人と違う。普通は自分では行かない、人にやらせる。そこが感動のポイント
次回は
次回は2021/7/21 水曜19時半です。
聴いてるだけ、日本語の部分だけ参加、などなど自由ですので皆さまお待ちしております!
イベント詳細・お申込みはこちらからどうぞ
https://www.meetup.com/Language-Exchange-言語交換-with-英語-フランス語-Meetup-東京神谷町/events/fctxlsycckbcc/
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このページはイベントレポート兼、勉強会メモです。参加された皆さんの発言、コメント投稿などをまとめて編集しています。
単語の確認は主にhttps://ejje.weblio.jp/サイトを利用しています。
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Blue Baobab Africa ブルー バオバブ アフリカ。 東京タワーの麓でアフリカとメンタルヘルスと色々のごちゃ混ぜをやっているカフェですがゴーイングコンサーンに疑念しかないので サポート頂けると嬉しいです。