【悪夢】バスルームの壁に変な染みが出てきた夢
バスルームに人の形をした黒い染みが浮き出てきた悪夢の話。
ある年の秋頃に少し嫌な悪夢を見てしまった。
寒さと暑さが入り混じる時期だったことで、体に疲労が溜まってしまってこんな悪夢を見てしまったのかもしれない。
現実に住んでいる家とは違う場所だったが、夢の中ではそこが自分の家のように認識していた。
知らない場所だけど知っているような感覚もあったかもしれない。
場面はすでにバスルームに変わっていた。
なぜ急に変わった?
ふと、バスルームの壁を見た私は頭が真っ白に顔は真っ青な状態になってしまった。
ある怖いものを見つけてしまったからだ。
バスルームに人の形をした黒い染みが出てきている!?
白い壁には私より身長が高いと思われる人の形をした黒い染みがくっきりと浮き出ているが、私はただただ怖いだけで一切動くことが出来なかった。
弟がバススポンジで黒い染みを必死に擦っているが、染みは全然取れてくれない。
一体何が原因でこんな人型の染みが出来てしまったのだろう。
擦っても擦っても全然取れない人の形をした黒い染みの存在感が半端なかった。
今にもそれが動き出しそうなくらい、怖い雰囲気が出まくっていた。
全然消えてくれない染みに徐々に不安が強くなっていき、このままだと何か変な現象が起きてしまわないか悪い方向へ考えてしまった。
早く、染み消えてくれないかな・・・と願っていたところ、いつの間にか目覚めていた。
私の自宅でもない、兄の家でもない、単身赴任中の父の家でもない。
どこか分からない謎の家だけど知っているような感じもした。
そして見覚えが全くないバスルーム。
染みを消そうとしていたのは弟だったので、もしかしたら弟の自宅か転勤先かもしれないと一瞬思ってしまった。
念の為に母に聞いてみたが、弟の自宅や転勤先のバスルームがどういう感じなのか分からないし、それについて尋ねたこともないと言っていた。
弟の自宅のバスルームは家が建った時に一度だけ見たことがあったが、10年以上前だったのではっきりと中がどうなっていたのか覚えていない。
弟夫婦は仕事の都合で数年以上家を空けているので、普段は閉め切っているために空気の流れはない。
対流が起きないので空気は淀んでいる可能性はありそうだ。
普段は誰もいないバスルームは昼間でもうっすらと暗いと思われる。
もしかしたら、得体の知れない存在がこっそりと居座ってるのかもしれない。
住人が家を空けているのだから・・・。