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【悪夢】ニヤニヤした女の目が出てきた!

ある年の秋頃にかなりインパクトのある悪夢を見てしまった話。

私はインフルエンザのワク〇ンを受けると副反応が酷く出る体質なのだが、医者が言うにはだるくなったり熱っぽく感じる人はそれなりにいるらしい。
前の年もその前も体がだるくなったので、今回は有給申請をした。

ワク〇ン受けた翌日の朝の話だが、喉が渇いたので朝の8時半に一度起床した。

体調はそれほど悪くなかったが、お茶を飲んでもう一度寝ることにした。
その時は特別何も感じることはなかった・・・と思う。

二度寝して気が付くと、体が動かない。
いつもの金縛りだろうか?
上半身は動くし目も開けられるので、自分の状態を確認した際にかなり驚いてしまった。

腕が透明になっている!

今着ているパジャマは長袖のはずなのになぜか半袖に変わっている!
パジャマはあるけど腕が見えていない。
これはおかしい、一体何が起きたんだ!?

腕が透明になっていることよりも、もっと恐ろしい出来事が起きてしまった。
目を閉じるとなぜか女性の目が映ってしまう。
瞼の裏側にニヤニヤしたようなかなりインパクトある女性の目が2つ、こちらをじーっと見ていたのだ・・・。

ありえない出来事に驚いて目を開けてしまった。
そしてまた目をつむるが、やはりニヤッとした女性の目が2つ映るのだ。
やけにまつげが目立つ女性の目だった。

色は青か緑のオーラをまとった黒い目だった。
目を開けると透明な腕、目を閉じると派手な女性の目。
体を動かそうとすると何者かに腕を掴まれて動かせない。

体を横に転がして幽体離脱してパソコンの前に行き、いつもお世話になっているお祓いの動画を流そうと試みる。

なぜか指は動かなってしまい、急に視界が暗くなって目が見えなくなってしまった。

それを数回繰り返した。

金縛り→透明な腕+女性の目が見える→幽体離脱してパソコン触る→金縛り→透明な腕+女性の目・・・さすがに疲れてしまった。

埒が明かないのでお不動さんの真言を唱えようとするものの、口がマヒして動かない。
家族の名前を呼んでも誰も来ない。

もう一度幽体離脱して見えない目を無理矢理開いて階段を降りる途中で懐かしい存在を発見する。

何年か前に老衰で死んでしまった愛犬が階段を上ってきたのだ。

愛犬コニーが助けに来た!
もう旅立ってしまった愛犬の姿を見てこれは現実ではない、夢であると理解するものの、やはり愛犬の姿は嬉しいものだ。


飼い主のピンチにコニーが来てくれた!

気付いたら目が覚めていた・・・。

金縛りは悪夢の中ではよくあることだが、まさか腕が透明になってしまうとは予想外であり、目を閉じると女性の目が映るというのは初めてのことだった。

その女性の目、ニヤニヤしていたので異常に恐怖を感じてしまった。​​

インフルワク〇ンの影響で体がだるいから見た悪夢だと思いたい。

あ、そういえば・・・。

前日のインフルの帰宅後に自分の車の後ろに黒い人影がいたような気がする。
人影の大きさは人間サイズだったかもしれない、身長からして女性だろうか?


こちらが気づくと人影は消え失せた。
気にしても仕方ないので放っておいた。

会場はそこそこ古い建物だったし、広かったと言えどそこそこ混雑していたし、パート仲間のYさん曰く「●●会場は見える人の間では有名な心霊ポイントがある」らしいので、そこで拾ってきた可能性はあるのかもしれない。​

幽霊のお持ち帰りは遠慮したい。

悪夢と言えど、怖い思いはしたくないから。