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【不思議な話】父の単身赴任先にまつわる話
父から聞いた土地にまつわる話。
以前夢に出てきた山の神様が存在するのか気になったので父に聞いてみることにした。
そこで、以前見た悪夢の内容を簡単に説明して、土地にまつわる何か伝承や都市伝説がないか尋ねてみた。
どうやらいろいろあるようだ。
1.道祖神
地護の神(じごのかみ)が存在している。
地護の神とは道祖神のこと。
父の家から100メートルほど山道を登ると小さな祠が存在している。
そういえば、子供の頃に山の方へ進んでいくと祠があると聞いたことがあった。
何となく不思議な感じがする場所だと思っていた。
小さい頃に行ったことあったかもしれない。
あまり覚えていないが。
地元の人々は年に何度か道祖神にお参りをして加護を祈願しているとのことだった。
ただ、父曰く「かなり昔から信仰されているが、道祖神の正体はあまりはっきりしない」とのことらしい。
大昔から地元の人々から信仰されている神様とのこと。
2.山の神様
正確な名前は分かっていない。
もしかしたら昔の人は名前を知っていたかもしれないが、残念なことに今では名前を知る人はひとりも居ないらしい。
昔は地元の人々がよく山に登ってお参りをしていたが、現在ではお参りする人はいない。
ちなみに、山の神様と道祖神は別の存在であることだけは分かっている。
私の夢に出てきた神様と同一存在であるかどうかは謎のままだ・・・。
3.祖父がお祀りしている神様について
色々話を聞いているうちに、祖父がお祀りしていた神様の存在も聞かせてもらった。
父の単身赴任先が特定されるとアレなので伏せることにする。
祖父の遺言で父も引き続きお祀りしている。
私はその小さな祠のようなものを写真でしか見たことがない。
つい最近になるまで祠があったことすら知らなかった。
大人になるまで祖父が霊能者だったことすら知らなかったために、不思議な物があることすら知ることが出来なかった・・・。
そのお守りはよく効くらしく、私は車に乗せてある。
今までこれといった事故や危険な目には遭っていないので、効果抜群である。
4.山の中にあるお墓
かなり大昔の話であるが、様々な場所から集まってきた人々によって村が形成されて栄えていた時期があった。
大陸からやってきた人達も大勢いたそうだ。
その中でも特に地位の高かった者、権力が強かった者がお亡くなりになった際に山にお墓を立てて供養したとのこと。
そのようなお墓がいくつも存在している。
残念ながら悪夢の中に出てきたお地蔵様は存在しないとのこと。
※画像はフォトギャラリーからお借りしたものです