見出し画像

フィンランド滞在記㉝

㉝ヘルシンキ(帰国まで残り3日)

ラップランドからヘルシンキへ戻って翌朝。
青空のいい天気。気温も10℃近くまで上がりました。
温かい、そう感じます。

起きてからまず向かったのはSompa Sauna(ソンパサウナ)近くのショッピングモールにある、アジアンブッフェ。
最初に来た時に食べて、お気に入りになったところです。
お寿司だけでなくお味噌汁やジャスミンティーがあります。
ラップランドではフィンランド食しかほぼ食べてないので、お腹に染みます。。ヘルシンキに戻ったら、(中華でもなんでもいいから)アジアンフードとお魚を食べたい!という気持ちになってました。

たっぷりお腹を満たして落ち着いたので、Sompa Sauna(ソンパサウナ)へ。
道も分かっているのでもう慣れたもんです。
この日は運営メンバーの人がカップルで来ていました。
(滞在初日に会った人です)

しっかり汗をかいて撤収。
再びショッピングモールへ戻ってきて、Robert’s Coffee(ロバーツコーヒー)に入りました。
フィンランド発祥のコーヒーチェーン。日本にもお店があります。
味だけでなく、お店やスタッフさんの雰囲気がいいのでお気に入りです。

画像1

この日は珈琲とチョコケーキを注文。
外が見下ろせるテラス席でゆっくりしました。

店内を見渡すと、勉強している人、音楽に没頭している人、軽く笑いながら打ち合わせをしている人、様々です。誰もがリラックスしていて、その空気が伝わってきます。焦ったりしている人は皆無です。この雰囲気が大好きです。

夕方5時頃、地下鉄に乗ってKallio地区へ。
行きたかったサウナがありました。
日本のテレビでもよく放映される、Kotiharjun Sauna(コティハルユサウナ)。赤いSaunaネオンが目印。
ヘルシンキで一番の古い公衆サウナです。

画像2

受付で支払いをし、向かって右側の男性側入り口へ。
木製のロッカーに年季が入っています。

画像3

サウナハットとタオルを持って奥のシャワールームへ。
体を洗います。
さて、いよいよサウナ室へ…。

なかなかの広さでした。
左手には塔のようなサウナストーブがあり、正面と左手には岩(コンクリート?)作りの段々のサウナスペース、そして右手奥は中2階のようなサウナスペースになっています。
その広さにも関わらず、充分な熱気でした。
座る段である程度調整もできそう。
最初は中段くらいのところに座りました。
じわじわ温まってきます。
(タンペレよりも少し大人しめの熱さ。長く入って居られるのでよいです)

しっかり温まって最初のサウナ休憩。
お店の外に休憩スペースがあります。板が敷いてあり1列に座ります。
椅子もありましたが、そちらは女性が座っていました。
受付で水を買って飲みます。外はひんやり。でも気持ちいいです。
後からフィンランド人男性を連れて日本人女性がやって来ました。
カメラをセッティングし、インタビューをされています。
フィンランド人男性は日本語が堪能でした。こういう方もいるのですね。

再びサウナへ。今度は中2階スペースの角、最上段に座りました。
すごい熱気。この場所が一番熱そう。半ばボーッとしつつサウナを観察します。ここのストーブは入り口付近にあり、立った状態で鉄の扉を開けて横から水を入れるような感じになっていました。なので、座っている人たちはロウリュが出来ません。代わりにサウナを出る人たちが中に声をかけていきます。「何杯ロウリュする?」みたいなニュアンスでしょうか。

答えを聞いてその数だけロウリュをして、サウナを出ていきます。
この繰り返し。ここの流儀のようですね。
しばらくすると僕が声をかけられました。入り口では男性がロウリュの構えをしています。僕が答える番のようでした。
「Kaksi(2つ)」と答えると、男性は2回ロウリュをしてくれました。
さも当然のようにいきなり聞かれたのでびっくりしました。
ホントにサウナの中では国籍とか関係ないですね。。

しばらくすると、日本人と思われる男性が入ってきました。
さすがヘルシンキ。
話しかけようかなーと思ったのですが、サウナの中では敢えてそうしませんでした。それぞれ、自分の時間を楽しむのがいいかなと思って。

サウナを終え、着替えて外に出た時、その男性がちょうど休憩中でした。
僕は「おつかれ~^^」とだけ声をかけ、笑顔を交換して去りました。
時間は午後7時、仕事上がりのお客さんがどんどんやって来ていました。

トラムに取ってカンッピへ。
センターの中へ入って、中華料理屋さんへ。
チャーハンを注文。

画像4

数年前、ヘルシンキに滞在した時にやっと見つけたお店でした。
知っているお店で知っているものを食べると落ち着きますね。。

食事を終え、20時過ぎにホステルへ。
ゆっくり眠りにつきました…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?