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旅の記憶~デンマーク・コペンハーゲン(2018春)#1

2021年が始まりました。
世の中を見ると、海外へ行ける日はもう少し先になりそうです。
それまで、しばらく旅の記憶を綴っていきたいと思います。

今回はデンマーク・コペンハーゲン。
2018年のGWに行きました。フィンランド以外の北欧は初めて。

飛行機は直行ではなくヘルシンキ乗り継ぎにしました。
勝手知ったる空港なので落ち着くかなーと。

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いつものフィンエアーでヘルシンキ・ヴァンター空港まで行き、
乗り継ぎでコペンハーゲンのカストラップ空港へ向かいます。
…やはり、フィンランドを素通りできない気持ちが。
気がつくとカフェスペースでシナモンロールをオーダーしてました。
慣れって怖ろしいものですw

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ヘルシンキからデンマークへ向かう飛行機にて。
ここでエピソードがひとつ。

3列シートの通路側に座っていたのですが、シートの下にチケットが落ちているのを発見。
拾ったもののシートNoが分からず、前の3人のうち誰のものかわかりません。つたない英語で前の人に話しかけます。
「これはあなたのですか?シートの下で見つけました。」
リアクションを見るとどうやら彼のものではなさそう。
隣の人に聞いてくれたがこれも違う。
どうやら持ち主は僕から一番離れた窓側の方。
窓にもたれかかってうたた寝していたヨーロッパ人男性のようです。
着陸時間が近づいていました。隣の方が眠っている方のシートポケットにチケットを挟みます。起きたらすぐ目の前に気づくように。
着陸して、起きた彼がちゃんと目の前のチケットに気づき、手にしたのを見届けてから飛行機を降りました。

このチケットリレー、印象的だったのが持ち主の名前が「マッティ」だったこと。
「マッティは今日も憂鬱」という本を思い出しました。
フィンランド人が自分達の繊細なメンタリティを自虐的に漫画にしたもの。
さすがだよ、マッティ。

さてさて、初めてデンマークの空港に到着。
ヘルシンキ空港と雰囲気が似ていて大きな違和感もなく、荷物も問題なく受け取れました。

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ここから列車でコペンハーゲン中央駅までの移動。
長いエスカレーターを降り、プラットフォームに到着。
チケットもなんとか買えました。
「このプラットフォームで間違いないのかな…」と内心ドキドキしながら列車を待ちます。

すると、外国人旅行者から声をかけられました。
老夫婦のお二人。話しかけてきたのはおばあさん。
どうやら
「コペンハーゲン中央駅行きはここでいいのかしら?
 デンマークは初めてなの。」というニュアンス。
「はい、僕も同じ行き先なのですが、多分ここだと思います。
 僕もデンマーク初めてで(笑)」みたいなやり取りをしました。
おじいさんは寡黙な感じで少し離れて立っています。
でも不機嫌ではなさそう。おばあさんは社交的な印象でした。
「私達、ブラジルから来たの」
「ええーそれは長い旅でしたね!」つたない英語のやりとり。
でも、すごく大切な思い出になりました。

どうやらプラットフォームは正解だったようで、列車に乗り込みます。
その後会うことはありませんでしたが、お二人の旅の無事を祈りました。

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電車に乗ったら30分ほどで中央駅に到着。
デンマーク、駅の景色から人の流れまで全てが初体験。
ほんの少し、ヘルシンキよりも明るい感じがしました。春のせいかな?

さて、乗り物のツーリストチケットをゲットするべく、
インフォメーションセンターを目指します。
東口(おそらく)を出て大通りへ。目の前が有名なチボリ公園。

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往来を通る雰囲気も悪くなかったです。
少し緊張しながらスーツケースを引いて数ブロック歩きます。
無事、ツーリストインフォメーションセンターに到着。

スタッフの女性が笑顔で出迎えてくれました。
フィンランドもそうだけど、こういうの、嬉しいです。
簡単な英語で「ツーリストチケットを買いたいのですが」と伝えて無事、購入できました。
渡してくれたあと、すごく丁寧に聞きやすい英語で説明してくれました。「紛失には気をつけてね!」「はい、ありがとう!」デンマークの人は優しい雰囲気があるな…。

ここから更に数ブロック歩いてホテルに到着。
チェックインも問題なし。お部屋も快適でした。
この日は時差もあり遅かったのでそのまま就寝。
活動は翌日から。

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今日はここまで。おやすみなさい。。

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