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第8回 相談note

はい。ブルーバレーことBlue Valleyです。


本日は第8回相談noteとなっております。

ちょっと忙しくて記事の投稿が遅れてしまい申し訳ありません。

今後は出来るだけ早急にご相談にはお返事させて頂きます。


さて、今回のご相談は、

「財務会計の仕事をしようと思っているのですが、この分野の必勝法や学び方のコツなどがあれば教えていただきたいです。可能であれば何か具体例と一緒に回答お願いします。」

とのことです。


この相談を下さった方は、恐らく第4回相談note↓↓↓を閲覧頂いたのではないかと思います。

この相談noteで少しマーケティングの話をしたので、そっち方面のご相談も少し増えました。


もしくは、単純に私文の人間を困らせてやろうと思った相談かもしれませんが…笑


しかしご安心ください。今回も相当ガチ回です。(というか回答する自信がなかったら堂々と有料にはしません笑)

私文とはいえ、財務会計や管理会計について勉強もしているのですが、たまたま先日、会計事務所に勤める方とお話する機会があったので、今回はその方から学んだことを、具体例を交えて回答していきたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!




まずは、以下の財務情報を見てください。

スクリーンショット (13)

スクリーンショット (14)

スクリーンショット (15)

この財務表を無断で複製・使用することを禁止します。

これは、会計学に携わる方には馴染み深いであろう貸借対照表や損益計算書といった、一般的な財務情報を並べたものですね。

軽く説明させて頂くと、こうした貸借対照表や損益計算書を分析することで、その会社の属する業界の特性や、好況・不況といった経営環境、コストダウンの状況、マーケティングの積極性やその方法といった、経営戦略の違いを読み取ることができます。


続いて、3つの業種を示します。

①:大手自動車メーカー。資金的な余裕がある。本業自体を中心とする。

②:システムエンジニアリング企業。技術者の派遣などを行っている。

③:大手小売業者。過去からの積み重ねが大きい。効率性重視。


さて、ここで皆さんに質問です。

最初に示した財務情報を見て、①,②,③が、A,B,Cのどこに当てはまるか、理由ともに述べることができますか?



もしこの問いに、はっきりとした答えを述べることができるのであれば、あなたはこれ以降の記事を読む必要はありません。

少なくとも財務会計の分野では、あなたは既に十分な知識と判断力を持ち合わせているので、その能力をぜひお仕事に活かしてください。


もしこの問いに、正確かつ迅速に答えを出せなかった人や、自分の回答に不安がある方は、これ以降の記事を読むことを強く推奨します。


ちなみにこの問いと似た問題が、実際にとある会計事務所系コンサルティング会社で出題されたこともあります(だから正確かつ迅速である必要があるのです)

会計関連の仕事をしたい人には良い訓練になりますし、既に会計に携わる方には自分の財務会計に関する力を振り返る良い機会になりますので、これ以降を読んで頂いても損はないかと思います。


今回は、必勝法やコツと言うよりは、各財務情報を細かく分析し、財務表を見るときのポイントや、正しい回答を、理由と共に述べていきますので、そこからご自分で判断する力を吸収して頂ければと思います。

そのため、読まれる方が財務会計に関する一定の知識をお持ちの前提で話を進める部分もありますので、その点はご了承頂きますようお願いします。

会計を活かそうと思っている方、会計に携わる方、キャリアアップの一環として会計を扱う方、停滞する企業体質を改善したい方など、広範な方に読んで頂き、学習やお仕事の一助となれれば大変嬉しいです!



目次

1:読み方の前提条件

2:Aについて

3:Bについて

4:Cについて

5:まとめ


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