第5回 相談note
はい。ブルーバレーことBlue Valleyです。
とうとう第5回まで来たか…って感じですね。
もし1回目の投稿で全体ビューが1以上行かなかったらやめようと思ってましたが、皆様が時間を削って閲覧して頂いたおかげで、どうにか相談noteも続けてこれました。
重ね重ねお礼を申し上げると共に、今後とも皆様に閲覧して頂けるような記事を書くように努めますので、どうかよろしくお願い致します。
いつもコメントくださってる皆さんもありがとうございます!このnoteは皆さんの相談、感想、提案で成り立っています。今後とも様々なご意見ご感想お待ちしております!
さてさて今回のご相談は、
「友達以上恋人未満の関係の人がいます。でもこのままの関係を続けたくはありません。どうすればこの関係にけりをつけられますか?」
とのことです。
私は今、ついにこの手の質問が来たかと喜びに打ちひしがれております。
この質問noteを始める際、できたら恋愛相談とか受けてみたいな~とか考えていました。
今回質問を頂けたことで、もう相談noteやり切った感さえありますね。
とまぁ、自分語りもここまでにして、早速ご相談に回答させて頂きますね!
もちろんこの手の質問をワックワクで楽しみにしていた人間なので、人並み以上のお話はできるつもりですので、ぜひご一読ください!
目次
1.結論
2.パターンA
3.パターンB
4.パターンC
5.回答
といった流れで進めていきますね。
1.結論
結論としては、
パターンAなら、自分から積極的にアプローチして、お付き合いを目指せ!
パターンBなら、今の関係を思う存分楽しめ!
パターンCなら、距離を置け!
です。
一つの正解がバーンと表示されることを期待していたそこのあなた!
この問題に一つの正解があるとしたら、こんな質問は寄せられませんし、思い浮かびませんよ!
それほどまでに複雑な恋愛相談をしてくだっさたことに感謝しかないです!
あなたがどのパターンに当てはまるかは、あなたとお相手の関係性によって異なりますので、ご自分の状況に最も近いと思われるパターンを探してみてくださいね!
2.パターンA
パターンAに属するあなたには、お相手への積極的なアプローチと、その先にお二人の幸せな日々が訪れることを願っております!
ではどのような状況の方が当てはまるのか。
まずはご自分の気持ちについてです。
私は根っからの分析好きなのですが、もしあなたがお相手に対して、分析できないような好意をお持ちの場合、即断即決でアプローチを開始してください。
というのも、自分の状態を分析できないような状態というのは、所謂「恋は盲目」状態であると言えます。
少し科学的に説明すると、「恋は盲目」状態というのは、相手のことを見たり考えたりする時に、脳の判断能力と社会性を司る前頭連合野の活動が低下している状態のことを指します。逆に、視覚情報や注意・運動・体性感覚を司る大脳皮質はむしろ活発に活動しています。
これらのことから、特定の相手を見たり考えたりする時に、うまく分析できないというのは、立派な恋愛状態なんです。
その相手を見たり考えた時に、客観的に相手を見るための判断能力や社会性が低下し、逆に相手の姿や動きに集中するために視覚や注意力が向上するわけです。
以上に挙げた状態に当てはまる方は、自分の行動次第では一気に関係が進展こともありえますよ!
では次に、ご自分の気持ちを分析できる人はパターンAじゃないのかと言われれば、決してそうではありません。
ご自分の気持ちを分析した結果、以下のような状態である方は、十分にパターンAに分類されて良いと思います!
・かっこ悪いところは見せたくない ・二人になると話が若干進みにくい ・相手の目を見て話しにくい ・相手と付き合う姿が「マジで」想像つかない...etc
いかがでしょうか?
これらに共通して言えることは、「理想の自分を保持したい」という感情ではないかと思います。
人は誰しも、各関係ごとに若干なりとも態度を変えて話をします。
そして人間は、そうした様々な自分の姿に、バイアス(偏見)のようなものをかけて相手に表現しようとします。相手からこう見られたい、こういう人間だと思われたい、という理想の人間像に、自らを偽るのです。
これは悪いことでもなんでもなく、処世術として人間という社会的生物が当たり前に備えているものです。
マジで全ての人間に同じ対応ができる人は、神か仏かなんかなので崇めましょう。
かと言って、そうした自分へのバイアスは、人間関係において全く関係ないかと言われると、またそういうわけでもないのです。
バイアスをかけるということは、すなわち自分の本音と離れた状態を維持することです。
これを多くの人間関係で続けることは至難の業であり、そのうちどれが本当の自分の気持ちか分からなくなってしまう恐れもあります。
ではなぜ大半の人間が、自己崩壊することなくバイアスをかけた関係を築けるのか。
それこそ他でもない「家族」や「親友」の存在があるからです。
あなたも、家族や仲の良い友達とは、本音で話しやすいのではないでしょうか?
こうしたごく少数の素晴らしい人間関係があるおかげで、私たちは複雑な人間関係の波を乗り越えていけるわけです。
ちなみに、「私のダメな部分も全部愛して欲しい」とかいう人もいますが、これもダメな部分を負い目として感じている点で、バイアスがかかった状態です。
バイアスのかかっていない状態というのは、自分の状態を相手と比較することなく話ができる状態でもあります。言い換えると、ダメな部分を負い目ではなく、それが自分であると認識して話ができる状態こそが、ゼロバイアスな状態なのです。
少し話が逸れてしまいましたが、ではなぜ「二人になると話が進みにくい」人や「相手と付き合う姿が「マジ」で想像つかない」人の方が、今後の関係性の進展に期待が持てるのでしょうか。
上記のように、本音で人と話している状態というのは、自分へのバイアスが限りなくかかっていない状態でもあります。
これはつまり、相手との駆け引きが失われた状態でもあります。
それは相手にとっても同じことで、自分も相手も、現在の相手の状態が完全に固定されてしまうのです。
駆け引きが失われた関係性というのは、残念ながら現状維持か関係の悪化の二種類しか道はありません。今後の関係の進展はないのです。
逆に言うと、あなたが分析した相手との間に駆け引きを感じる、つまりバイアスがかかった状態で話をしているようでしたら、それは今後現状維持・関係の悪化に加えて、関係の進展が望めるということなのです!
「かっこ悪いところは見せたくない」→「理想の自分はこんな場面でこんなことはしない」
「二人になると話が若干進みにくい」→「共通の話題とかで話はできるが、理想の自分はこんな話はしない(と思うから話のテンポが悪くなる)」
「相手の目を見て話しにくい」→「相手の目に映る自分が、自分の理想の状態でないと感じる(から自信を持って目を合わせられない)」
「相手と付き合う姿が「マジで」想像つかない」→「相手と付き合う想像に登場する自分が、理想の自分の姿とは違うから」→逆に想像が容易にできる人は、それだけ相手への気持ちがフリーであるとも言えます。世の中付き合うというステップを省いてすぐ結婚の段階だったなら、この二人は絶対うまくいくでしょう。
いかがですか?
友達以上恋人未満とはほんとよく言ったものですね。
友達以上の、バイアスのかからない「親友」なのか、バイアスのかかる「恋人」なのかは、本当にあなたの自己分析の結果次第ですね..
2.パターンB
長らくお待たせしました!ようやくパターンBでございます!
パターンBに属するあなたには、今の関係を存分に楽しむことをオススメします!
ではどのような状況の方が当てはまるのか。
まずは先ほどの自己分析の結果、お相手との関係性において一切のバイアスを感じなかった方は、まず間違いなくパターンBでしょう。
ここでのバイアスとは、上述の通り「理想の自分を保持したい」と思う心持のことです。
人間関係において、一番少ないのが恋人や配偶者、二番目が家族、そして三番目がこのパターンBに属するあなたとお相手との関係性だと私は思っています。
つまりは「親友」ということですね。
相談者は「けりをつける方法」を知りたがっておられますが、今のこの微妙な関係を大切にする、という決定も一つの「けり」ではないでしょうか?
先ほど述べた通り、「親友」というゼロバイアスの関係というのは、現状維持か関係の悪化の二つしかありません。
こと男女の関係というのは、関係の悪化よりも「関係の希薄化」の方が顕著のように感じます。
だとすれば、あなたが今とるべき最善の行動は、その素晴らしいお相手との関係を、一日でも長く続くことを願いながら、お二人の毎日を全力で楽しむことだと私は思います。
では他にどのような方がパターンBに当てはまるのか。
いくつかの目安としては、
お相手のことを好きな人が他にいる、接触頻度がそこまで高くない、複数人のグループ内での関係、
といった感じですかね。
「お相手のことを好きな人が他にいる」というのは、友上恋下の関係にある人にとってはちょっと複雑な心境ですよね。ましてやその人が自分の友達とかだったら尚更です。
もしこのような状況で、あなたが「応援したい」と思ったら、まぁ迷わずパターンBです。
あなたが「寂しい」や「悲しい」と思ったら、パターンCの可能性もあります。
「接触頻度がそこまで高くない」というのは結構重要で、単純接触のことについては、第4回相談noteにも記載していますので、そちらもご一読ください。
もし合う頻度が高くなくても、相手を信頼できたり、お相手のことが頭に浮かぶ頻度が通常とあまり変わらなければ、パターンBです。
これは、相手との関係性が固定されている典型的な例だと言えます。
逆に、合う頻度が少ないと異常にお相手のことが気になったり、頭に浮かんだりする場合は、パターンAの可能性も十分にあります。
「複数人のグループ内での関係」の方は、そのグループという場を介しているとはいえ、友上恋下と言えるほどには関係が築けています。
ただ、グループというのは物理的に関係性を固定することもあり、もしあなたとお相手が友上恋下の関係でなければ、グループの物理的関係性の固定をかいくぐる楽しさのようなものも味わえたかもしれません。
無理やりグループ内の関係性を変えようとする人もあまりいませんし、「そのまま仲良く」が基本方針のグループだとしたら、お相手以外との関係もあり、あまりうまく関係が進展するとは思えません。
もしそのグループがそれなりに長期間保たれた関係性であるなら、パターンBである可能性は高いです。
もしグループが解散したり、どちらかがグループからいなくなった時に、お相手の不在に対して「悲しみ」を感じた場合、パターンCである可能性が高いです。
以上のような人がパターンBに属することになります。
お相手と自分の関係性を考えた時に、あまり心の揺らぎを感じない、明鏡止水タイプの関係性を持つ人はここが多いかもですね。
3.パターンC
ようやくパターンCに辿り着きました...!
なるべく手短にまとめるのでお付き合い下さい!
パターンCに属するあなたには、お相手との距離を置くことをオススメします!
あまり元気よく言うことでもないんですがね...
ではどのような状況の方が当てはまるのか。
まずは単純に、自己分析の結果ただの友達だと気づいたパターンですね。
お相手に恋人ができても何も感じず、むしろ自分とお相手が怪しい関係として噂されるのを嫌だと感じ方は、迷わずパターンCです。
上記は分かり易い例ですが、難しいのが次のパターンの方です。
それは、「自分とお相手の関係が何らかの理由で途絶えた時、寂しさを感じる人」です。
一見お相手を大切に思う気持ちが感じられそうですが、こうした感情には裏があります。
人間は変化を恐れる生き物です。それは人間関係でも顕著に現れます。
誰か大切な関係性の人を一時的に喪失した時、多くの人が
「失ってから気づいた」
という言葉を口にします。
これは確かに合っていると言えばあっているのです。
しかし、失ってから気づいたというのは、「お相手」を失ったからでしょうか?それとも「友達以上恋人未満という関係性の人間」を失ったからでしょうか?
この言葉は恋愛界隈で非常に多く出回っていますが、実際の人間関係においては「特定の誰か」を失うことではなく、特定の人が持つ「役割」その人との「関係性」を失うことが悲しいのではないでしょうか?
関係性は精神安定剤であり、役割は自分への支援です。
お相手を失った時に、本当にお相手という人間に対する悲しみを抱くのであれば、それはパターンBに属するでしょうし、そもそもお相手を失うという現実を受け入れられないような人は、パターンAに属することになります。
しかしそうでないならば、精神安定剤は替えがききまし、支援もより良い支援を探すこともできます。
こうした関係性は、友上恋下という名前を持っていても、お互いにとって大きなプラスとはなりません。
こうした関係性がだらだら続くのであれば、自ら身を引いて新たな関係性を探すことを推奨します。
以上のような人がパターンCに属することになります。
関係性にきりを付けるという意味では最も単純かつ明快なのがこのパターンCだと思います。
しかし同時に見分けるのが難しいのもこのパターンCです。
今回の相談を機に、十分な時間をかけて自分の気持ちを分析するのも良いかもしれませんね!
今回はこれでおしまいとさせて頂きます。
今回の相談内容にはつい熱くなってしまいました。そのせいで、書きながら話が飛んだり、急に文字の強調が増えたり減ったりと、全く安定性のない内容となってしまいました。
しかし、おかげで次回以降の恋愛相談をもっとハイクオリティなものにしようとするやる気も湧きました!
もし機会があれば、今回の内容を図解のような形で再度皆様に提供できたら良いな~と思っています。
また、この記事では、アプローチ方法やお相手の状態についてはほぼ言及しておりません。相談者の方に丸投げするような形になってしまい申し訳ありません。
もちろんこれらの内容も書きたい気持ちはやまやまなのですが、このお話はまた別のもっと話すのに適切な相談が来た時のために保留しておきます。
また多種多様な質問、相談、感想、意見を頂けることを楽しみにしています!