生まれる前の記憶・子と母への想い
のぶみさんの絵本「胎内記憶図鑑」
以前からこの絵本の存在は知っていましたが、読んでいませんでした
娘の子どもが3歳になり、「この絵本を読んだら、何か思い出して話してくれるかな?」と思い本屋さんへ
娘の子ども(3歳の女の子)はおしゃべりが上手で、よくお話してくれます
娘が絵本を読みながら
「なにでママのお腹にきたの?」と聞いたら
「バス」
「バス!?何色のバス?」と聞くと
「ぴんく」
「ピンク!〇〇(弟)ちゃんは?」
「しろ」
…とこんな会話をしていました
かわいい(^^)
子どもたちは、自分で選んでママを決めて地球にやってくるそうです
ママを助けたい
ママを笑顔にしたい
…いろんな理由でママのところへ
バスに乗る子や滑り台で滑ってくる子
…いろんな方法でママのお腹に行くそうですね
子どもたちもワタシを助けに来てくれたの?
私の子どもたちはもう大人だし、胎内記憶はないみたいですが
長女と長男は『お手伝いしよう』と来てくれてような…
末っ子は『あの家にいったら楽しそう』と来てくれたような…
そんな気がしています
そして子どもたちは
私を助けて育ててくれた・・・とも感じています
“私よりおとなだ”…と何度も思ったことがあったので
みんな私より成長している魂じゃないかなぁ
『私のところにきてくれてありがとう』
絵本を読みながら
その言葉が何度も浮かびました
私はどうして母を選んだのだろう
反対に自分の母に対しては
“どうして選んだのだろう?”
“私は何がしたかったのか?”
全く想像つかない
母を助けたいと思っていた記憶もなく
反対に子どもの頃は体調を壊してばかりの
手がかかった子どもだったと思うので
何がしたかったのか…
昨年から高齢になった母と暮らすようになり
『こういう人だったのか!』と驚くばかり
私は今まで母のどこを見ていたのか?
若いころは自分のことで精いっぱい
親のことはなにも見ていなかったみたい
母の人生の終盤に一緒に過ごすことは
何かしらのお役目があるような気がしているけれど・・・
どうして選んだのか…の答えは
“お空”に還ってからわかるのかもしれない
おとなにも読んでほしい絵本
のぶみさんの絵本から
子どものこと
母のこと
たくさん想いが巡りました
絵本は
絵も文章も柔らかく可愛くて優しい
そして読んだ後は
自分も優しくなっていることに気が付く
他の絵本も読んでみたいなぁ
次はどれにしようかな・・・