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無力な自分が嫌いで、無気力な自分も嫌いで何もできない自分が嫌いで、できている自分しか認められない。
できている自分って何だろうって考えた。
成功してる自分、行動してる自分、失敗を伴わない自分。
完璧な自分。失敗しない自分。
そんな自分という人間は「それだけ」しか認められない。
認める方法がわからない。
けどこれが間違っているとはわかってる。だけど間違っているとわかっていても
「間違えない自分が正しい」という認識が埋め込まれている。
根から、心から、脳から。
壊れてる。こんな人間壊れてて存在してちゃいけない。
「間違っているから存在してはいけない」
もうここで修復はできないと破綻してる。
なんど立ち上がろうとしても「破綻」してるからもう無理だってあきらめてる。
こんな自分という人間に諦めてる。
自分の可能性の全てが絶望しかないこんな自分という人間に「諦めてる」。
「生きていてはいけない人間」という認識。
時々起きる自殺衝動があっても「死にたくない」という認識破綻で止まる。
そんな自分という人間が「嫌い」。
生きることにも死ぬことにもどうしようもない自分が大嫌いで大嫌いで大嫌いで、
生きていることがおこがましい人間の自分がまた大嫌い。
死にたくないから現実から逃げて生き汚い自分がおぞましくて大嫌い。