富士見台高原 2022年初秋
早朝、愛車ジムニーは中津川インターを下りて神坂峠の駐車場を目指します。岐阜県側からは林道大谷霧ヶ原線で約1時間。「クアリゾート湯舟沢」を越えると間もなく林道が始まります。これが難所で登って行くほどに幅員狭小、離合困難、更にはカーブが続く九十九折になり死角が多くなります。早朝の神坂峠への登りは対向車がまだ少ないですが、正午近くになると登山を終えた人の車がボチボチ下り始めます。正午近くに神坂峠へ向かわれる方は細心の注意を払いゆっくりと進んでください。尚、長野県方面(へぶんそ園原)からの峰越林道は崩落の危険があるようで通行禁止のゲートが設置されています。神坂峠から車で数分の「レクリエーションの森」の看板があるところから少し先までは行くことができました。
神坂峠駐車場はほぼ満車。萬岳荘の手前(萬岳荘の駐車場ではなく)のスペースに駐車。支度をしてボチボチと歩き始めました。
すっかり花の季節が終わり、萬岳荘近くでは胞子となったヤマハハコですが、少し登るとまだ花を咲かせた状態でした。
神坂小屋に立ち寄り。中には入れないと思いますし、入る必要もありませんでしたので写真だけ撮って後にします。
神坂小屋前の展望所から南アルプスを眺める。左から甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、塩見岳…たぶん。
こちらは御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰と北アルプス。決して良い天気ではありませんが3回目の富士見台高原で今回が一番の眺望です。
萬岳荘からゆっくり登っても30分~40分で富士見台高原山頂です。今回はその先、横川山から南沢山までの稜線を歩きたく準備していました。
中央アルプス。左端が木曽駒ケ岳、宝剣岳辺りでしょうか。真ん中には空木岳、その右に安平路山かな?富士見台高原からはすぐ近くの恵那山をはじめとした日本百名山の内、二十三座を見ることが出来るそうです。
富士見台高原に登頂し、横川山に向けて歩き始めたところで雨が降り始めました。大した雨量ではないので山頂に留まって少し様子を見ても良かったのですが、風を伴った雨だったので先への山行を断念。恒例のコーヒーブレイクもせず下山しました。
萬岳荘へ向かう舗装路では嵐の前の静寂の中で響く鳥の囀り。立ち止まり暫し耳を傾けます。
台風14号が近づく中でのハイキングでしたが10時前には下山完了し帰路につきました。富士見台高原で出会った人は数名でしたので、神坂峠から恵那山に向かった登山者が多かったようです。
山行日:2022年9月17日