バンコクの水路でカヤックからチャドーが釣れた!
ご訪問頂きありがとうございます。タイ王国釣堀応援協会のキタです。
バンコク南西部の水路でチャドー(大型ライギョ)を追い求めて1年が経ちました。 ボートマンがサポートしてくれるエンジンボートからの釣りでは
前回レポートの通り、挑戦1年後に釣れてくれました。
そしてカヤックフィッシングも1年前から取り組み、試行錯誤を繰り返しながらようやく釣り上げることができました。
この模様をYoutube動画にアップしました。
普通の人はボートマンがサポートしてくれる釣りサービスを利用します。
ボート釣りのメリットはいろいろあると思います。例えば。。。
・人力のカヤックに比べて機動力に勝るので短時間で広範囲を探れる
・釣りやすいように船の位置をボートマンが細かく調節してくれる
・釣れるポイントに連れていってくれる。
・ボートマン同士で最新の状況をシェアしている
初めてこの水路でチャドー釣りをされる方は最初はボートマンについて釣りをされた方が安心できるかと思います。
バンコクのボートマンをまとめた記事はこちらです↓
https://note.com/blue_sky_fishing/n/n2ae2ee83690e
また水路は網の目のように走っており、チャドーが棲む水路と棲まない水路があるそうです。
ボートマンは水路の全てを熟知しており、ガイドしてくれます。私は最初に
ボートマンにポイントまで連れて行ってもらい、ポイントの位置や距離感を把握してからカヤックの挑戦を開始しました。
カヤックはSAFETiST FARM(セーフティストファーム)という自然農園で借りることができます。(巻末に予約方法を掲載します)
元々この農園ではカヤックはツーリング用として使われており、釣り用に用意されたものではありませんが、釣りにも使えるシットオンカヤックが配備されています。
ファームのスタッフは英語が話せるので、釣りにも使わせてもらえないか相談したところ、快諾をいただきました。こうして2023年秋からカヤックによるチャドー釣りを開始しました。
平行してボートマン付きのエンジン船と遊歩道からの岸釣りでもチャドー釣りを行いました。
チャドー釣りを開始したのが雨季ではなく乾季に入ってからだったので、バイトに恵まれず苦戦しました。たまにバイトしても乗らなかったり、フッキングしてもばらしてしまったり。。。
カヤックは風に流されるので、船の位置を調節しながらとなるので、ボート釣りよりも苦労が多いのは確かです。また、体の自由度が高いボートと違いカヤックは体が固定されるので、これも苦労の一つです。
では、なぜわざわざカヤックで釣るのか?
日本にいた時は岸釣りでは入れないポイントで大きな釣果を上げることができるツールとしてカヤックを使っていました。
タイ人の動画を見ていると、遠方の沼でカヤックを使ったチャドー釣りをしているタイ人アングラーがいることを知りました。同じように自分も現在住んでいるタイでできないものか?
タイでも自分で漕いで釣ってみたい、カヤックで静かに水と一体になっている感覚を味わいながら釣ってみたい、という好奇心が動機でした。
これまでに1年間で通算9回カヤックに乗ってチャドーを追いかけてきました。タイ人アングラーにも同乗してもらって、直接指導も受けました。
カヤックに乗りながらのスキッピングは体の姿勢がボートとは異なるので、思い通りにいかないこともあります。また風が吹けばカヤックは流されます。
また、漕ぎながらポイントに近づくと、惰性でカヤックはポイントに突っ込んでしまうので、ポイント手前で静かに後ろに向かってゆるく漕いでブレーキをかけ、カヤックを止めてから釣りをします。
この辺りの細かい操船は、カヤックでバスフィッシングをしている方ならお分りかと思います。
さて当日。。。 朝7時30分にスタート。 いつも通り木の下と遊歩道の下にスキッピングでルアーを送り込み、引いてきます。
雨季の11月、水路は満水状態となり、毎日のようにタイ人アングラーがチャドーをボートから、岸から釣り上げています。機は熟している。。。
別のタイ人アングラーがマイカヤックを持ち込んでこの水路で前の週にカヤックから釣り上げたのを知り、俄然モチベーションも上がりました。
きっと自分でも釣れるはず。。。
そして釣り開始90分後のAM9時10分、それは突然でした。
木の下にスキッピングで送り込み、木の下からルアーが出てきたところで、すさまじい衝撃がいきなりロッドに伝わりました。
釣堀のチャドーでも体験したことのない、もの凄い力で引っ張られ、カヤックはみるみるうちに木に向かって引きずられます。
グシャ!という音でカヤックは木に突っ込み、チャドーは木の中でスタックしてしまいました。。。
せっかくチャドーがかかったのに万事休すか。。。
木の中にチャドーが見え隠れしており、まだ針にかかっている。これを引きずりだそう。。。
フィッシュグリップを慌てて取り出し、片手でリーダーをつかみ、もう片方の手でチャドーの口をグリップでつかみました。
瞬間、チャドーは大暴れしてグリップから外れました。
この手もダメか! いやもう一度!チャドーの顔を水面に出して再度グリップを突っ込み、夢中で抜き上げました。
しかし船上で大暴れし、再び水中へと逃げました。。。
また逃げられてしまった。。。
ところがフックは奇跡的に外れずにかかっており、すかさず後部のネットを引き抜きキャッチできました!
やった! ついにカヤックからもチャドーを釣り上げた!
カヤック基地からも近かったので、最初の1匹でもあり、農園に持ち帰りました。
しばし放心状態。。。
初めてカヤックから釣り上げたチャドーは84cm、6.5kgでした。
バンコクの水路にはもっと大きな怪物が棲んでいます。 安全第一でこれからもカヤックで、ボートで、岸釣りでも追い求めていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
(追記)カヤックの利用方法について
バンコクのバンモット水路で釣りに使えるカヤックのレンタルサービスがあります。下記Facebookから英語でコンタクトして予約してください。
(1)施設名:SAFETiST Farm (英語可/日本語不可) https://www.facebook.com/safetistfarm
(2) SAFETiST Farm の Googleマップ
https://maps.app.goo.gl/hyUgsQ7TGp8fLVht5
(表示はCAFE CAN DO となっていますが、SAFETIST FARM内のカフェです。)
(3)予約時の内容
氏名、年齢、国籍、利用日、利用時間、利用目的(釣り)、人数、カヤックの数、 携帯電話番号
(以下例文です)
Hello , My name is XXXXXX, please make a kayak reservation as below.
Thank you so much for your support.
Name : XXXX
Age : XX
Nationality : XXXXX
Date of using :XXXX
Time of using : From AM XX:XX to PM XX:XX
Purpose : For fishing
Number of people : X person
Number of Kayak : X units
Mobile phone number :
(4)カヤックレンタル料金 800バーツ ( 1日)/ 500バーツ(半日)
※これからバンモット水路でカヤックフィッシングを始める方に向けた案内動画です
(ベイト タックル)
・ロッド:BISON X3 B6105MH 8-17LB (5本継ぎパックロッド)
・リール:DAIWA TATULA SV TW 103SH L
・ライン:SHIMANO HARDBULL PE3号
・リーダー:フロロカーボン50ポンド
もしなにかありましたら私キタにDMいただければ、私の分かる範囲で 情報共有させていただきます。
キタのメールアドレス: YRJ03014@nifty.ne.jp
どうぞ宜しくお願い致します。 キタ(Kita)