2024年版・バンコク魅惑の釣り三角地帯
「タイ王国釣堀応援協会」のキタです。 ご訪問ありがとうございます。
「バンコクへの出張や家族旅行の合間に一日だけ時間があります。この機会にバンコク近郊でバラマンディやチャドーを釣ってみたいので情報をお願いします!」、というお問合せを多数いただいています。
バンコク在住者であっても、諸事情からタイ国内の遠方地域にはなかなか遠征が出来ない、という方も沢山いらっしゃいます。
バンコク近郊で有名な釣場は、多くの方が紹介している「PILOT111」ですね。これはバンコクの東40kmにあります。
今回は「PILOT111は体験済みなので、できれば他の釣場にも行ってみたい」という方に向けた情報です。
バンコク中心部から南西に25km、タクシーで45分(片道約250-300バーツ)の場所にバラマンディ釣堀2か所と天然チャドー釣りができる、魅力的な釣りスポットが3か所集結しています。これを「バンコク魅惑の釣り三角地帯」と名付けました。
1.JJフィッシング(バラマンディ釣堀)
2.アーサーフィッシング(バラマンディ釣堀)
3.水路の天然チャドー釣り(カヤック/エンジンボート/遊歩道の岸釣り)
私はこの三角地帯から自転車で30分以内の近距離に住んいる、ローカルアングラーなのです。 毎週、この三角地帯のどこかでロッドを振っています。
ここもバンコクですが、スクーンビットなどのバンコク都心部と違い、日本人も西洋人も住まない場所なので、私は日常的にタイ人の釣りキチ達と情報交換をしています。
では3か所を以下にご紹介します。機会がありましたら是非チャレンジなさってみてください。 アレンジによっては一日で2か所を巡ることもできます(私は釣場のはしごをよくやっています)
1.JJフィッシング(バラマンディ釣堀)
タイ国内で最もバラマンディの放流数が多いため魚影が濃く、数釣りが楽しめます。タイ人の常連の中には良い時は一日に35本以上のバラマンディを釣る人もいます。私はそのレベルには及びませんが、良い時は10本以上釣ることがあります。
JJフィッシングのGoogleマップリンク
営業時間:7:00-18:00
定休日: 水曜日
料金:200バーツ(キャッチ&リリース)
食事:タイ料理各種
備考:エビ釣堀も場内に有り (エビ釣りは23時まで)
恐らく、タイ国内のバラマンディ釣堀では現在一番数釣りが楽しめると思います。 最初のバラマンディをとにかく手軽に釣ってみたい、という方にはお勧めです。 元来は外国人向けではなく、ローカルのタイ人向けですが、良く釣れるので日本人や西洋人も訪れます。
サイズは35-40cm位が中心ですが、6キロオーバーの大型も相当数入っており、大小混じりながらの釣りとなります。
(2024年1月から工事のため一時休業していましたが、4月より隣の池に移して営業を再開しました。 新しい池の大きさは約100x40メートル)
2.アーサーフィッシング(バラマンディ釣堀)
JJフィッシングの西3.5kmの場所にある、バラマンディ釣堀です。ライギョ(プラーチョーン)もいます。 (チャドーはいません)
ここは数釣りというわけではなく、時間をかけて粘った人が釣る感じですが、大型も入っており、ヤシ林に囲まれた原始的な風景とも相まって魅力のある釣堀です。
アーサーフィッシングのGoogleマップリンク
営業時間:7:00-20:00
定休日:無し
料金:100バーツ(キャッチ&リリース)
管理人のジョーさんはとても親切で、ほっこりします。
タイ料理が食べられますが、タイ王国釣堀応援協会にて日本語/英語/タイ語の食事メニュー表を作成して寄贈しました。 注文の際にご活用ください。
トップウォータープラグでアーサーフィッシングのバラマンディを釣る動画
3-1.レンタルカヤックによる天然チャドー釣り
バンコク南西部には無数の水路が走っています。メインの水路となるバンモット水路のほとりにSAFETiST Farmという農園があり、ここでレンタルカヤックを使った天然チャドー釣りが可能です。
SAFETiST Farm のGoogleマップリンク
2023年秋に私が農園側と交渉し、自然体験用のレンタルカヤックを天然チャドー釣りにも使わせていただくことで農園側の了解をいただきました。
既にこれまでに10組近い日本の方がカヤックのチャドー釣りに挑戦されています。
自分でチャドーのいるポイントを見つけ出し、カヤック操作をしながらの釣りとなるので、それなりにスキルが必要となります。
安全のため、カヤック未経験の方は、農園内の小さな池で十分にカヤック操作に慣れるまで練習をしてから水路に漕ぎ出してください。
水路には、地元民のエンジンボートが頻繁に行き交い、引き波でカヤックが大きく傾くこともあります。操船に慣れて初めて釣りが成立します。
時期的には雨季となる5ー10月が良いとされています。 水路は海に近いため、雨の降らない乾季は塩分濃度が高くなり、チャドーの活性が上がらないためです。
カヤック料金:一日800バーツ/半日500バーツ
予約: 農園のFacebook(下記)から英文で申し込み (日本語不可)
備考: ライフジャケット完備
カヤックによる天然チャドー釣りの様子を動画で。。
カヤックのチャドー釣りはどんなタックル?、どんなルアーをどんなふうにリトリーブ? どんなポイント? ベストな時期は? あった方が良い持ち物は? これらの実戦編は別途noteのマガジンでリリース致しますので宜しくお願い致します。
3-2.天然チャドー ガイド付きエンジンボート
バンコクの水路には、エンジンボートによるタイ人ガイド付きのサービスが存在し、天然チャドーのルアーフィッシングが盛んです。
5人以上のタイ人ボートマンがボートサービスを行っています。ボートマンはポイントを熟知しており、広大な水路を素早く移動できるので、チャドーが釣れる確率としてはボート釣りが一番高くなります。
料金は一日2500から3000バーツ(約1万円~1万2千円)です。
タイ人ボートマンのフェイスブックからアングラー自身で申し込み、ボートマンと日程/乗船場所を打ち合わせます。
それぞれのボートマンの情報は別途マガジンでリリースします。
ボートからのチャドー釣りの動画
3-3 おかっぱり天然チャドー
上述のバンモット水路には、水路沿いに遊歩道が5km近く続いています。この遊歩道から、運がいいと天然チャドーをルアーで釣ることができます。
入漁料:無し
時間制限:無し
遊歩道沿いに店は少ないので、飲料を持参してください
ボートやカヤックとは違い、狙えるポイントが限られるので、難易度は高いのですが、地元タイ人は熱心に通っており、おかっぱりエキスパートが存在します。 難易度が高い分、釣った人はアングラー達から尊敬のまなざしで見られます。
遊歩道なので、地元のタイ人の方に良く会います。タイ人と触れ合いながらチャドー釣りをしてみたい方には面白いかもしれません。
長大な遊歩道を回るための自転車は、上述のSAFETiST Farmで借りることができます(100バーツ/日)
以上、「バンコク魅惑の釣り三角地帯」をご紹介しました。バラマンディ釣堀、水路のチャドー釣りのより詳しい実戦編については別途マガジンをリリースさせていただきますので、どうぞ宜しくお願い致します。