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丸尾末広大原画展『NEXT ONE』
現在京都のギャラリー素形で行われている丸尾末広展に行って参りました。
デヴュー40周年 丸尾未広大原画展 「ネクストワン」
— 丸尾地獄 (@maruojigoku) October 17, 2021
2021年10月27日から11月7日(月火定休)
11時から18時 入館料500円
ギャラリー素形にて
京都府京都市中央区室町通二条下る蛸薬師町271-1
075-241-3300
サイン会11月6日 16時30分から17時30分
11月7日 13時30分から17時30分
デビュー40周年を昨年に迎え、個展を計画されるもこのコロナ禍で延長になっていたのが満を辞してお披露目となった訳です。
因みに会場であるギャラリーは室町通り二条にある然花抄院という和菓子屋さんに併設されたギャラリーであります。
少し分かりやすく言うと、京都マンガミュージアムから西へ二本ズレて頂いた通りを北上して頂くと、左手に見えます。
古き良き感じの建物に似合うのか似合わないのか分からない看板が出ています。
ギャラリー内はこういう感じ。
まずは会場前に大きなディスプレイが展示されます。
今回の展示会のメインビジュアルとも言うべき作品です。
その後挨拶文があり、会場内へ。
大小様々な作品が約50点程展示されております。
今回の展示では写真撮影が許可されているものの、一つずつの写真撮影は禁止でありましたので、この様な感じで撮影しております。
スマホやタブレットでご覧の方は拡大してご覧ください。
今回の展示ではアーティストの依頼によって提供された作品の原画が多く展示されておりました。
メリー、バルザック、R指定、怪人二十面奏、筋肉少女帯×人間椅子、アーバンギャルドなど、一度はお目に掛かった作品が多く展示されておりました。
特に『個性派ブレンド』の原画には120万円と言う他の原画よりも遥かに高額な値段が付いていたのが印象的でした。(非売品もありましたが)
ヴィジュアル系で丸尾末広氏の作品をジャケットとして用いたパイオニア的なものですから、その意義的なものも大きいのでしょう。
あとは、『真似る人』と題して様々な人物の肖像画を描かれていました。
マリリン・マンソンやボーイ・ジョージ、戸川純など作者の好んだものであろう方々の肖像が描かれたものが多かったのも印象的でした。
色づく前の鉛筆画も多かったのですが、その筆の緻密さと線の繊細さが印象的でした。
鉛筆画としても充分魅力が伝わる作品であることも分かりました。
丸尾末廣という人の面白さを十分に感じることの出来る展示会であると思われますので、是非お好きな方は訪れられる事をお勧めします。
と言っても、会期は明日と明後日の二日間を残すのみの上、明日と明後日は作家本人によるサイン会も催されるという事で、ゆっくりと展示を見ることはもしかしたら叶わないかもしれませんが…。
因みに今回の展示に際して発売された画集が三冊あり、会場ではその会場限定版を購入する事が叶います。
会場限定版は、表紙の色が違うのに加えて一冊毎にサインが入っており、更にその中には数冊に一冊の割合で直筆のイラスト入りなのだそうです。
更に限定300部でその三冊の画集を一冊に纏めたものに60ページを加えたスペシャルエディション。
その上に必ず直筆のドローイングの入った40部限定のデラックスエディションの予約もあるそうです。
ちなみにスペシャルエディションは¥16800円、デラックスエディションが約¥60000だったと思います。(正確な価格は失念)
あと、物販では画集とコミック作品、缶バッジとトートバッグ2種が販売されておりました。
あまり情報がなさげなので、情報の補足位に見ていただけると幸いです。
今のところ他所での展示は発表されていないようです。
因みにこのギャラリーでは丸尾末廣展の次には山本タカトの展示が控えているそうです。
こ、濃い( º言º; )