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Psycho le Cemu DAISHIさんのインタビュー動画。

Psycho le CemuのVo.DAISHIが街録chのインタビューに答えている動画が配信されました。

ちょっとだけseekさんも映ってます。

インタビューでも本人が語っておられますが改めて。

Psycho le Cemuは1999年に姫路で結成されたバンド。



当初より、ファンタジックな世界観をコンセプトとして打ち出し、2002年のデビュー後、2006年にバンドは活動休止。

2014年に活動を再開。

メンバーは活動休止後から行っていた活動と並行しながらもPsycho le Cemuとしても非常に精力的な活動をされております。

ヴィジュアル系バンドとしてカテゴライズされるものの、その世界観の打ち出し方は主にテレビゲーム的な要素を強く持っていたが故に、クールジャパン的な見方をされる事によって、アニメの国際的祭典などでもライブを行ったりして、ヲタクにもその名を知られるバンドでありました。

ライブでは、その豪華な見た目を生かし、演奏だけでなくその中に演劇(寸劇?)を取り込むステージングをするなど、当時のヴィジュアル系のバンドとは一線を画す存在であった側面もあります。

僕が初めてPsycho le Cemuを知ったのは当時、他のバンドを観に行った際に入っていた『理想郷ガイドディスク』のフライヤーでした。

それを見て

「なんじゃ?このバンドは???え?そもそもバンドなの?」

と思ったものです。

コスプレショップの広告かと思う位のものでしたから。

ただ、既に界隈では知られ始めた存在だったようで、その時ライブをしていたミュージシャンも

「これから来るバンドはPsycho le Cemuだから!」

と言ってネタにしても会場からは笑いが起こっていた位でしたから。

そんな中で少し時間が経った頃に、深夜にテレビでこのバンドはのMVが流れたんです。

それが名曲『聖〜Excalibur〜剣』でした。

それを聴いて

「ん?意外としっかりしてるじゃないの!」

と思った事を覚えています。

そこからあれよあれよと有名になり、メジャーデビューしてました。

メジャーデビュー後も様々なタイアップを次々に獲得。

しかし、タイアップが付いているもののデビューシングルのチャートの順位を上回る事がなく、セールスは振るいませんでした。

当初のバンド的な要素が薄れていき、当初のポップでありつつもロックな音を求めていた人達が徐々に離れて行った事が大きかったのだと思います。

皮肉にも原点回帰的な意味合いであったであろう『LOVE IS DEAD』が活動休止前最後のシングルだったと言うのは皮肉な事でした。

DAISHIめちゃくちゃ痩せてましたよね

ダイエット頑張ったんかな?位の印象だったんだけど。


程なくしてVo.DAISHIこと梶永大士が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され、バンドは活動休止したという顛末だったというのが表から見たバンドの終わりなのではないでしょうか?

その状況は今日まで伏せられてきましたが、このインタビューで当時の事が明らかになったので、当時を知る自分としてはかなり衝撃的でした。

覚醒剤をバンドをやり始めた頃にはやっていた過去があると言うのも驚いた。

本当、メンバーは再結成をよく受け入れたと思うよ。

一度は自分の未来を打ち砕かれた訳なのに、またやるって本当に凄い。

それと同時にこのバンドをもう一度受け入れた盟友とも言えるバンドも凄いと思う。

だって、この事を公共の場で堂々とイジるんだもん。皆んな。

主にここの人達なんですけど。

MUCCのミヤさんとかWaiveの杉本善徳さんなんて、DAISHIのソロアルバムに楽曲提供したのに、逮捕の影響で速攻でCD回収されて損害を被ってる立場の筈なのに。

善徳さんに至っては自分のソロライブで提供した『I LOVE YOU』唄ってたりするからね。


この光景が僕は未だに凄く不思議に且つ、異様に映るんです。

当人同士の問題だろうし外野がとやかく言うもんでは無いけど。

ミュージシャンがドラッグやるのなんて当然なのかもしれないなとも思ってます。

だって、世界的ビッグバンドのメンバーなんて必ず1人は違法薬物の中毒者だったりする過去があったりする訳じゃないですか?

ただ、やっぱりこれから面白くなりそうだったPsycho le Cemuを止めたという意味で、残念だと思い続けているという事なんでしょうね。

今回のインタビューで、その事に関するわだかまりが少し解けたのは良かったかな?と思います。

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