10周年魔道杯 ボーダー考察
【初めに】
今回の魔道杯のボーダーにおいては、これまでと比べてイレギュラーな要因が多く見られました。
その内容や理由について考察をしていきます…!
【今回の魔道杯の結果】
・ボーダー…約50万Pt
・参加人数…約7万人(前回比+1.9万人)
なんというか、"異常"というレベルで参加人数が増えました。
10周年のPRによる復帰者、新規参入者の導入については現時点で成功していると言えます。
【今回のボーダーについて】
参加人数が前回比の約1.4倍にまで増えた一方、総合35%ボーダーについてはGameWithや各ユーザー共々の予想以上に上がってこない値となり、かえって不安の残る結果ともなりました。
しかし、ボーダーに関してはそこまで大きな問題ではないと見てます。
~上がってこなかった要因~
初日に広まったイベ覇の構築の幅が非常に狭かったことが話題となりドロップアウトした人が多かった…、というのは無いとは言いませんが些細なレベルだと思われます。
初日を通常トナメでやり過ごしたり放り投げたりした人もそれなりに多いかと思いますが、後日様々なクリアパターンが示されたことでイベ覇を組める人が大幅に増えました。
よって、要因としては薄いと考えています。
大きな理由は「参加人数の大増加」と「その内訳」です。
まず、人数の増加によって35%達成の順位が大幅に下降しています。
1月のウッサーナ杯の参加人数は約5.1万人であり、その35%の順位は17,850位付近です。
10周年杯の参加人数は約7万人ですから、35%の順位は24,500位付近です。
そう、”%”導入以前とほぼ同等の水準になっていたのです。人数枠で言えば、約7000人獲得者が増えたことになります。
~類似魔道杯との比較~
総合ボーダーが60万を割っている一番開催が近い魔道杯は「エーネヤ杯」です。参加人数約6.2万人で25000位ボーダーが約42万Ptでした。
この時と比べると、10周年杯の方が参加に意欲的な傾向があったと言えそうです。
【総合の獲得意欲は前回より低かったのか?】
私は、そうではないと考えています。が、楽観視しすぎることもできない…。そんな感じです。
話が被りますが、ウッサーナ杯の総合ボーダー順位は17,850位付近です。
そのPtは約89.7万Ptでした。
そして10周年杯の近い順位では、
・17,353位 で 802,500Pt
・18,013位 で 789,000Pt
という結果を確認しています。その間は79.5万Ptくらいでしょうか…?
ウッサーナ杯と10周年杯のこれら2つの値は、決して遠すぎる値ではありません。
この10万Pt程度の差の発生要因は、実際にはボーダー付近では無いことから大きく加速する理由が無かっただけだと考えられます。
つまり、ウッサーナ杯に換算すると既存の総合狙い勢の動きは大して変わっていないと言えます。
「あー良かった!!」と言いたいところではありますが、復帰者として総合を取ろうと奮闘した人や「10周年だから」と気まぐれに張り切った人はさして多くなかったということも示しています。
つまり、10周年杯で新たに総合を狙おうとしたユーザーは、増えた参加人数に対してほとんど増えていないのです。
記念的な参加が大幅に増えて希釈された状態だったと言えます。
【結局のところ、良かったの?悪かったの?】
現状としては決して悪く終わったとは言えませんが、「良かった」と言うには尚早だと思います。
今回の魔道杯によってその後の動向が重要視される層の1つは、「ポロっと総合獲得勢」です。
今回50万~60万Pt程度でやめて総合を獲得できたユーザーは、半ば「棚から牡丹餅」といった状況です。また、35.01~40.00%のユーザーにも普段は降りてこない総合の本体が配布されています。
ここのユーザーが「今回取れちゃったのなら…」と次回に本格的な獲得意欲を示してくれるか、そしてそれがどれくらいの人数となるか、それが次回の魔道杯の参加人数やボーダーの結果にも起因してくるものと思われます。
【まとめ】
ほぼ間違いなく言えることととしては、
「ボーダー下降の原因は初日の嵐のせいではない」
ということです…!
これほどまでの参加人数増の事実は素直に喜べることかなと…!
困ってそうな方を少しでも助けたり慰めあったりして、2023年度も変な心配なく楽しめる黒ウィズであれば良いなと思います!
待ってろよ!11周年!!👊
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