幻闘戦攻略 続~S&Aのすゝめ~
【はじめに】
前回のnoteはたくさんの目に触れさせていただき、本当にありがとうございました!
今回は新要素となったカジュアルの活用について、そしてS狙いの為の新な考えやユーザーの思考の傾向について述べていきます…!
【カジュアルとは?】
英雄の書より実装された、所謂「初心者やライト層に向けられた区分」です。
これまで通りのモードは「チャレンジ」と位置付けられました。
カジュアルモードの主な特色は以下の通りです。
このように手持ちがまだ揃わない人、構築が苦手な人に対する救済処置のような立ち位置です。
…が、実のところ意図されてかそうでないかはさておき、やや危なっかしい点も何点か見られます。
~Ptの調整について~
カジュアルモードは「刻印Lv15で毎日プレイすることにより、総合A(総合報酬カードの本体)を取ることができる」という点を特色で謳っています。
たしかにこれは事実です。
…が、これには「全く余裕がありません」。
裏を返すと、全てをLv15でPtを重ねる前提で1日でもできない日があったら「アウト」。
また、Ptの積み方を1回でも間違えて偏らせても「アウト」。
そして、最初はチャレンジで取り組みはじめてLv20の構築も上手く行かず、カジュアルへの移行が遅くなって後からLv15しか組めなかったとしたら「アウト」。
このように「総合Aを低めの刻印Lvで取る難易度」は決して易しくはありません。
Ptの積み方やカジュアルへの移行タイミングの管理など、初心者やライト層に課すにはハードルが高いです。
カジュアルは「誰でも楽々総合Aを取得できる」と思っていると、意外と厳しい目に遭います。
【カジュアルでしっかり総合Aを取るには】
①移行の決断は早めに
ひとまずLv20~Lv24くらいのデッキを組めていれば、総合Sへの可能性やカジュアル移行のタイミングがやや遅くなっても総合Aを取れる可能性は残ります。
しかし、練習でLv20未満が限界だと感じたら直ちにカジュアルへ移行することを検討してください。
そうでないと、総合の本体すら取れない可能性が後からどんどん上がります。
②できればLv20のデッキは組む
Lv19とLv20では1回あたりの獲得のPt差が14,000以上もあります。これの3倍ともなれば「42,000Pt以上の差」になります。
4つのクエストの全部でなくてもいいので、何ヵ所かだけでもLv20で周回することで一気に余裕ができます。
これでやっと「楽にAに到達」と言えるのです。
③Ptの積み方はなるべく均等に
これは総合S狙いでもそうですが、個別等級の上げ方に偏りがあると総合等級への反映のされ方が非効率的になります。
総合Aは個別等級の合計を28、平均すると全てをⅦにすればいいので、これを1つの基準にしてください。
【今回もPt相談をやってみて】
今回もまたPt相談を受けさせていただき、お力になりつつ持ち込んでくださった皆様の動向や要望に注目していました。
そんな中で感じたことをまた述べていきます。
【相談に来ていた方々の傾向】
神宮寺さんの集計グラフによると、Twitterを見ている黒ウィズユーザーは総合SSを取っている方が圧倒的に一番多くなっていたかと思います。
しかし、自分のところに相談を持ち掛けてくださった方で一番多かったのはS狙いの方です。SSとAは同じくらいの少なさでした。
これが何を意味するのかというと、「SSを狙う層には幻闘戦の仕組みについての周知理解がほぼ完璧に浸透し、各々のプレイスタンスも築かれている」ということだと考えています。
S狙いの方の中には、今回が初めての本格参戦の方や幻闘戦のシステムそのもの飲み込みが難しそうな状況の方も何人かいらっしゃいました。
※必要そうな方には自分の言葉で説明し、幻闘戦を全く理解されないまま返した人はいません。
【Pt相談への要望や需要の変化】
前回の空戦の書の際には全く無く、今回初めてで且つ多く寄せられた要望がありました。それは、
「プロメテウス戦の刻印Lvはどこまで落とせますか?」
というものです。中には「これから毎日やることになってもそれは全然構わないので、あそこの周回を楽にしたい」ということまで追加で仰る方もいました。
正直、嬉しかったです。
物理的にも長い時間を掛けてLv30に挑んで日程的に早めに上がるより、毎日やることにはなっても1回あたりの負担が軽い方がストレスにならない方も多いはずです。
その需要が上がり始めたことに取り組み方の傾向の変化を感じました。
「早く終わらせたいのだろう」「日程に余裕があった方がいいだろう」と思ってそれに向けた回答を積極的に行ってきましたが、次回からはこういったことも回答の選択に上げるようにしようと考えてます。
【新たな対策】
相談を持ち込まれる中で想定より少なかったのは、
「クリアできるデッキを予め見つけておく(組んでおく)」
というパターンです。
それが1つであれば「残りはLv○が最低ラインです」という回答も合わせてできるので良いのですが、2つだと達成可能な組み合わせが多くて明確な回答を出せないパターンが少数ながらありました。
刻印Lv25以上を組める自信が無い場合、「投稿デッキを予め確認して自分の手持ちが適合しやすそうか雰囲気だけでも確認しておくこと」をオススメします。
デッキを組むのが好きな人や常連の投稿者は練習モードで先走って未解放のクエストを遊びに行き、叩き台となる攻略情報を残してくれます。
抜け道的な攻略やガチャ限定少なめの投稿が出るには少し時間が掛かる場合もありますが、理想系やそれに近い攻略情報はすぐに上がります。まずはそれが自分の手持ちで可能そうかどうかを確かめるだけでも先の見方が変わってくるはずです。
【最後に】
幻闘戦の攻略というものは、クエストをクリアすることだけではありません。
それが面白い点でもあるものの、複雑で難解にさせてしまっている部分で批判を浴びているとも思います。
ただそれがミソであり、黒ウィズをキャラゲーで終わらせない深い要素の1つであると個人的には考えています。
自分はキャラゲー"だけ"のゲームには興味を示しません。もし黒ウィズがその道を辿るのであれば、良くてログイン勢に成り下がるかと思います。
しかし、探求しがいのある"ゲーム性"がここにある限り、自分はこの"ゲーム"を楽しんで続けます。