私のキャリアは「闘病」でした
ただいまプチうつなので、思い切って書きたいことを書いてみます。
私は双極性障害を発症して18年以上闘病しています。はっきりいって、これが私のキャリアです。一般的なキャリアは築くことができませんでした。
仕事でもプライベートでも。ただ、ひたすら病気と闘ってよりよくなりたい、自分が自分らしく生きたい、そして欲を言えば、健康な人たちのようなことも少しはやってみたい、という18年間でした。
2022年に大学病院の著名な先生の診療を受け、薬の種類を変更したり、減薬を行ったおかげで、いわゆる「寛解」という状態に至ることができました。
しかし、その後も軽いうつ状態は何ヶ月に一度はやってきますし、長年の闘病で寝たきり、引きこもり生活が続いたため、体力が衰えてしまいました。
そのため、普通の就業は難しく、どうしたら闘病しながら自分の適性を活かしながらお金を稼ぐことができるだろうと考える毎日です。
直近のうつは5月だったと思います。その後は体力はないものの、かなり順調でした。しかし、私の順調というのは、それでも健常者の方が考えるものとは程遠いものだろうと思います。
私が今までの人生で一度だけフルタイム(派遣社員)で月〜金の週5日、9:00-18:00まで働くことができた時期があります。都内のマンションで一人暮らしでした。でも、それが続いたのは1年だけです。
それでも、よく朝に起きて食事や洗濯や入浴や掃除などをしながら、フルタイムワークができたなと思うと自分でも恐ろしくなります。
なぜ恐ろしいかというのは、病気の人ならわかるでしょう。自分が自分でわからないからです。今の自分はとてもできないと思うと、悲しく、辛くなりますし、そして同時になぜできたのかもわからないし、なぜ今はできないのかもわからないからです。同じ自分自身なのに。
私は多くの選択肢を失いました。多くの望みを絶たれました。そして常に、自分の心をすり減らすかもしれない誘いや機会を避けました。なぜなら、それによって体調を壊してまた寝たきりの生活に戻るくらいなら、周りの人たちに「変な人」「病気の人(これは本当ですが)」「神経質な人」などと思われても仕方がないと思うからです。
毎日です。毎日、自分の体を庇うために多くの判断をしています。些細なことでも、「これをすると疲れちゃいそうだから、やめておこう」「もしやるとすれば何時までにしよう」「大好きだけど、この時間はカフェインを飲むのはやめよう」「この時間帯から交感神経が高まりそうなことはやめよう」etc.
正直、私が毎日いっぱいいっぱいなことを理解できない人たちはたくさんいるでしょう。何気ない会話で、そう感じます。
私は、自分が重い病気を持っているということを前提に考えることを忘れてしまいます。でも、やはりその前提を忘れてしまうから、辛くなるんだと思います。病気のために自分の可能性を閉ざす必要はないけれど、でも事実として、病気のためにできないこともたくさんあるのですから、健康で制限なく色々とできる人たちと同じではないのです。
ちょっと話したいことが長くなりますので、続きは別記事にしますね。