小さい頃の私。
幼少期の記憶は祖母(ばあちゃん)との思い出が濃い。
母は水商売をしてたからか
小さい頃はずっとばあちゃん家に居た記憶。
1番古い記憶はきっと産まれてまだ赤ちゃんの時。
不思議だ。
私は祖父という人を知らない。
私が赤ちゃんの時に他界してる。
なのに、1番古い記憶はばあちゃんの家でじぃちゃんにお風呂に入れてもらった記憶。
まさかとは思うけど、ラッコさんの形をした温度計。
確かに記憶にある。
昔にこの記憶の事を話した事がある。
ばあちゃんは、不思議な事あるんやな…とびっくりしていた。
そこから4歳の記憶。
私は小さいながらに4つ下の弟とお別れをした。
親の離婚だ。
この時、母は2回目の離婚だった。
私の父とは私が赤ちゃんの時に離婚していた。
状況はよく分からなかったが最後に弟が2番目のお父さんに引き取られていく時、凄く悲しかった事を覚えている。
母の経済力では到底小さな子供を2人育てるには難しかった。という理由だった。
母になった今、この別れが母にとってどれだけ辛く、苦しかったか痛い程わかる。
その日から、母はずっと泣いていた。
仕事から帰ってくる度に、毎日泣いていた。
お酒を飲んでいるせいもあって、怒り狂っている日も沢山あった。
そのせいか、私は親の顔色を伺う様な子供だった。
幼稚園の頃、この人がお父さんだったら。と思う人が現れた。
3回目のお父さん。
今思うと、母はモテる。私を20歳で産んだ事もあって若い頃から綺麗やね。可愛いね。と言われる自慢の若い母だった。
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