2024年4月19日
2024/04/19 09:30
ほぼ毎日飲んでいるコーヒー。私自身が淹れている。
その時に使っているカップについて。
二種類のカップを使っているのだが、どちらとも日本の伝統的な焼き物であるため、カップと呼ぶのはなんだかしっくりこない。器、と呼ぶのがいいのかもしれないがこれだとちょっと大きくなってしまう。サイズはカップ、物は器。とりあえずこんな定義にしておこう。
一つ目は備前焼。二つ目は萩焼。
どちらも150ccと標準的なコーヒーカップにしては小さいと思う。意図的に小さい物を選んだ。大きいと重たいし、飲んでいる途中で中身が冷めてしまうから、このサイズがちょうどいい。
そしてどちらとも1000円前後で購入した。備前焼も萩焼も有名な焼き物で高価な物はゼロの数が増える。それをどうして1000円前後で購入できたのか。
備前焼は備前市の山奥にあったドライブインで、萩焼は萩市のお土産屋さんにあった「訳あり品」のコーナーで見つけた。
せっかくだし買っておくか、お財布に優しい価格帯で、こんな具合だ。
それでも先述したように小ぶりなものがいいなとわがままを言うのだから、安ければいいというわけでもない。限られた中から一品を選ぶ。
ふたつともかれこれ3年くらい使っているが、まったく飽きが来ない。それどころかいつも使うときはワクワクする。
器の風合いに日々大きな変化があるわけでもない。それでも毎日使っていること自体に小さな幸福を感じる。
私の幸せは150ccくらいでちょうどいい。
2024/04/19 09:45
きょうはこのへんで。