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2024年3月10日

2024/03/10 08:26

昔から出先でよく人に話しかけられる。
道を尋ねられたり、写真を撮ってくださいと言われたり。
世界中の道に詳しい顔をしているつもりもなければ、四六時中カメラを持って
歩き回っている訳でもない。
たくさんの人が行き交う場所で、なぜ私なのか。
複数人で歩いている時に、なぜ私にしっかり狙いを定めて話しかけてくるのか。
この話を友人としたとき、「人は自分より弱いと思った人に話しかけるらしい」と言われた。ちょっと複雑な気持ちになる。

では私自身はどうか。つまり人に話しかけるか振り返ってみる。
めちゃめちゃ話しかけていた。

出先で道を尋ねるし列に並んでいる時に前後に人と雑談をする。もちろんその場で初めて会った人に、だ。
新幹線で隣に座った人と二時間くらい話していたこともある。それなりの頻度で。

なぜ私はその人達に話しかけたのか。
なんだか「大丈夫そう」な気がしたから。

この「大丈夫そう」と思う感覚が友人が言うところの「自分より弱い」なのかもしれない。

どんな話をしたか、特に雑談系だがその人に対して面白そうと思った事を切り口に話すことが多い。
大きな荷物を持った人に「旅行ですか」と尋ねると、実は研修会の帰りで、と返ってくる。
何の研修ですかと当然興味が湧くので、あとはもうその話でひと盛り上がり。

話しかけられた分だけ、話しかけてる。その逆もまた然り。

「自分より弱い」とか「大丈夫そう」とか言ったが、「優しそう」なのが話しかける、話しかけられるかどうかの判断基準ではなかろうか。

そう思うとちょっとだけ誇らしくなる。

だから今後もたくさん話しかける。たくさん話しかけてね。

2024/03/10 08:41

今日はこれでおしまい。

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