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2025年1月25日

2025/01/25 17:04

困難に立ち向かう?という話。

仕事で車を運転して現地まで行くことが多い。
どんな場所かは仕事の内容によって異なるが、住宅地だったり山間部だったりと幅広い。

ある日、いつものように仕事で現地まで向かっていた。初めて行く場所で、目的地を指し示す目標やそれまでの道路状況などが分からなかった。
スマホのナビを頼りに進むが、目的地が近づくにつてれ民家の数が減り、それに比例するように草木が増えていった。
いよいよ民家が見当たらなくなった頃、ナビが示した先に看板が見えた。

この先、通行困難。
その先の道は、確かに狭いが、もしかしたら危険があるのかもしれない。

迂回路はないかとナビを触ると、なんとここは電波が入らない。
電波が入らなければナビは仕事をしてくれない。
困ったぞ。引き返すか、それが妥当だろう。
しかし、引き返したくない自分がいた。
看板に書いてある文字が原因だ。

通行困難。困難と書いてある。不可でも禁止でもなく、困難と。

私がこれまで憧れて背中を追いかけてきた人たちは、どんなときでも困難に立ち向かっていた。
ここで引き返したくない。進もう。
危険を承知で、というよりも意地で車を進める。

5分後に、その困難の正体が見えた。
ずっと道幅が道幅が狭く進むのに神経をつかったが、本当の困難はそんな生やさしいものではなかった。
道自体が無かった。
いや、あるけれど幅が道路の白線くらいしかない。下校途中に「落ちたら負けね!」で遊んだ、あの幅。

そうだな、これは困難だ。
その手前にあった倒木は車の進む力でなんとか突き進んだ、しかしその矢先にこれとは。
そして困ったことに、その場で切り返すことも出来ない。

結局、5分かけて進んだ道を1時間掛けてバック走行で戻った。ちなみに側には急流の沢がある。落ちたら、負け。

なんとか無事に生還をしたから、こうして書けている次第です。
困難に立ち向かうときは、少しだけ考えて。

ちなみにすぐ近くに迂回路があったとさ。

2025/01/25 17:19
タイマーが鳴ったので、今日はここまで。

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