2024年4月25日
2024/04/25 07:41
使う言葉をちょっと変えてみると、気持ちもちょっと変わる。
料理の話をしているとき。
世の中には数え切れないほどの食べ物・飲み物がある。
同じ料理でも作る材料や調理方法、淹入れる具材の組み合わせで同じ料理でも同じ味になることはなく、無限に存在する。
口にして美味しくないと感じたとき「不味い」と言うことがよくあるが自分の中ではこれは過去の表現の仕方にありつつある。
「不味い」のではなく「口に合わない」と言うようにしている。
不思議なことに、こうするとそれを作った相手のせいにならない。と、感じている。
基準は人の数だけあるわけで、そこで「不味い」というと「これが世界の基準です」と勘違いな場所から相手に一方的に押しつけるような印象がする。「口に合わない」は「私は美味しいと思いません。が、これは私の感想です」といった意味を含んでいると私は感じる。
「不味い」と言われる立場になって考えたとき、「不味い」と言われたらとても悲しい気持ちになるだろうから、言わないようにしたいと思ったのがきっかけだ。
相手の気持ちを考える第一歩は自分に置き換えて考えてみることだと思う。
全部は無理でも、ちょっとだけでも、そう考えられる自分になりたい。