「ぼくの世界」 [2022年1月18日]・A.A.ミルンとくまのプーさん
今日の数字:A.A.ミルンに関する「3854」
今日ぼくは
数字の「3,854」を手に入れた。
ぼくは、世界に
63 x 63 = 3,969 個のセルを並べた。
「115」足りなかったので、貯数を使った。
今日までの貯数:26,420 - 115 = 26,305
ぼくは、お茶を飲みながら思った。
一緒にお菓子を食べて、お話をするともだちが欲しい。
そこでぼくは、くまのぬいぐるみを創った。
これが2022年1月18日の「ぼくの世界」。
ぼくは夢見る。
もっともっと、いろんな数字を手に入れたなら
ぼくの世界は
どんどん、どんどん、どんどん
広がって行くのだろうか。
明日はどんな数字が手に入るかな。
どうも。「N」です。
「N」は、くまのプーが『ノース・ポール』を発見する旅に出るくだりを読むと、思い出すことがあります。
小学生・低学年の頃、友達に誘われてピクニックに行きました。
「おべんとうを持って行って、着いたらそこでお昼を食べよう」
友達がそう言ったので、お母さんにおにぎりを作ってもらい、水筒も持って出かけました。こうなると、装備的にはちょっとした遠足です。
目的地がどこなのか「N」は知らなかったので、ワクワクしていました。
友達と二人でお話をしながら、どのくらい歩いたかよく覚えていません。
到着したところは広い原っぱで、柵の向こうには牛がいたりして、のどかでとっても気持ちの良い場所でした。
こうなると、気分は本格的に遠足です。
周囲には他に誰もいなくて、二人だけでした。
草の上にレジャーシートを広げてお弁当を食べた後、しばらくその辺を駆け回ったり、牛を眺めたりして、楽しく遊んでから帰ってきました。
小さい子供にとっては、ちょっとした冒険だったと思います。
「N」はその後引っ越しをして別の街に住み、少し大きくなってから同じ家に戻ってきました。そして、自転車で近所のスーパーへ買い物に出た時、見つけてしまったのです。
あの時の遠征先を。
「こ、こんなに近かったのか・・・!」
実際はただの原っぱではなくて、どこかの農業試験場でした。
だから牛もいたわけです。
現在は関係者以外立ち入り禁止ですが、十年くらい前までは一部エリアが開放されていて、家族連れが散歩に来ていました。
そのことを思い出すにつけ、小さい子供にとっては半径1~2km くらいでも『冒険』なんだなぁって、あらためて思います。
今は1km 先でお弁当を食べようとは、さすがに思わないですもんね。
今日は珍しくメルヒェン気分な「N」でした。
それじゃ、また明日。
■「ぼくの世界」のご案内
「数字」と「ドット」でつづるイラスト+エッセイ・シリーズ「ぼくの世界」へようこそ!
「ぼく」は「N」から、その日にちなんだ「数字」をもらいます。
「ぼく」はその数字の分だけのセルを並べて描画エリアを作り、そこにドットを描いて世界を広げてゆくことができます。
四角形のエリアを作った時に余った数は、「貯数」して足りない時に使います。
そして「N」が、今日の数字にまつわるちょっとした一言をしゃべったり、しゃべらなかったりします。
始まりはたったひとつの点。日々、数字を獲得してどんな「ぼくの世界」を創ってゆくのか。「ぼく」も「N」も試行錯誤中!!どうぞ、お楽しみに!