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1月のnoteまとめ・ドット絵シリーズを1ヶ月やった振り返り-その1

2022年1月2日から1月31日まで30日間、「ぼくの世界」という「ドット絵+ちょっとしたおしゃべり」のシリーズを連載しました。

約1か月続けてみて、次のステップへと続く前に、一度自分の頭を整理しようと思いました。

始めた動機なども含めて、コンテンツ計画中に考えた事、予想外だったことなどを、この場を借りて振り返りたいと思っていますので、良ければお付き合いくださいませ。

1.動機:なぜ「ぼくの世界」を始めたか


「N」が note を始めたのは2021年の年末

最初にやったのは、自作の小説を投稿すること。

全18回の最後の「あとがき」を、ちょうど大晦日ぴったりに投稿し終えました。

計画的に年末終了したワケではなかったので「ぴったり終わった~」と、何だか嬉しくなりました。

人というのは「ぴったり」とか「ちょうど」が好きな生き物なんですね。

となると、次は年明けもビシッと「ちょうどいい」何かをやりたくなるのが人情というもの。

「さてと。次はどうしようかな」

余談ですが「N」は寝る前にふとんの中でぬくぬくしながら、眠るか眠らないかの途中くらいでフワフワしている時にアイデアが浮かぶことが結構あります。
それが分かっているので、考え事は寝る前にすることにしています。
枕元には小さいライトとペンとメモを置いて寝ます。

そんなワケで2日ほど、寝る前に考えました。

2.計画:コンテンツを決める

■12月31日に考えたのはこんなこと

  • せっかく note を始めたことだし、年内はそこそこ連続投稿したし、できたら毎日投稿できるものがいい。
    どこまで続けられるかは未知数だけど、やれるところまで毎日続けたいな

  • 仕事と家事の繰り返しで、特に面白いことも起こらない「N」の日常。
    日記とかは無いかなぁ

  • イラストレーターなんだからイラストを入れたいけど、毎日のことだから短時間で描けるものがいいな。

結論:
「ドット絵」ならいけるかも?
小さい絵なら短時間で描ける(たぶん)。
絵柄が小さくてもOK。
だってそもそも、ドット絵ってそういうもんだし。


■1月1日に考えたのはこんなこと

  • ドット絵で何を描く? テーマが無いと続けにくいよね。

  • どうせテーマを決めるんだったら、ストーリー性があればもっといいでしょ。

  • せっかくだから、毎日描いたアイテムを月末とかにまとめてアイソメ・ビューにしたいな。




ここで「アイソメ・ビュー」について簡単なご説明をさせていただきます。

「アイソメ」とは「アイソメトリック」の略です。
「アイソメトリック(等角投影図法)」とは、立体を描く際に消失点を使わない「無消失技法」のひとつです(他にも「ダイメトリック」とか「トリメトリック」とかいろいろある)。

建築の〈パース〉とかを思い浮かべてもらうと良いかもしれません。
もっとざっくりイメージするとしたら「洛中洛外図」とか「平家物語絵巻」的なやつです。

斜め上から俯瞰して見たような図になります。

そして風景が遠くへ行くにしたがって「小さくならない」のが特徴です。

「アイソメトリック」はドット絵と相性が良く、アイソメ・ビューを描くピクセル・アーティストがたくさんいます。

何故、ドット絵にとってアイソメトリックが都合が良いのか?

「遠くが小さくならない」というのが重要です。

もともとドット絵はゲームから発展したジャンルですよね。
例えばビルの建ち並ぶ街を透視図の技法で描くと、どこか(消失点)でそれ以上ビルを描けなくなりますが、アイソメトリック図法は消失点がないので、どこまでも絵を広げていくことができます。

そして、透視図のように先細ってゆくことがないので、レンガとかビルのようなアイテムを

・サイズを変えずに
・どの場所でも
・繰り返し使える


これが初期のビデオ・ゲームの背景に丁度良かったんですね。

どんどん繋いで、どんどん広げられる

■イラスト・マンガ制作アプリ「CLIP STUDIO」の創作応援サイト
アイソメ・ビューの解説ページ
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/4969

結論:
アイソメ・ビューの「どんどん広げられる」特性を生かしたストーリーにしたい。

「今日の数字」で世界(ピクセル)を広げてゆく、なんていいかも。

毎日描いた全アイテムを使って、最終的に一枚の大きなアイソメ・ビューを描きたい。


この段階で

ドット絵を一日一個書く。

月末にまとめとして、全アイテム入りの「アイソメトリック・ピクセルアート」を1枚描いて、ワンクールの完了。

ドット絵がそこそこ上手く描けたら「SUZURI」のグッズに展開する!
(「N」はイラストレーターが商売なので、絵が売れるものならば、すかさず売るのが基本姿勢なのです!)

というイメージが固まりました。


さて、ここでお気づきかも知れません。

「1月のアイソメ・ビュー? そんなの無いじゃん」

はい。まだ描いてません。

ここからの経緯は、また明日😆。

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